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小林よしのり
2014.1.17 23:29震災・原発問題

脱原発は終わるのか?

小泉純一郎は良かれ悪しかれ、
完全な個人主義だ。
集団に捉われて、個が揺らぐことはない。
細川も小泉も高齢だから、
もはや私利私欲が目的ではない。
「脱原発」を国家観として捉えて、
已むに已まれず最後の戦いに
踏み切ったと見るべきだ。
東京都から国家を変えることは
確かにできる。

問題は東京都民がもはや「脱原発」という
子孫を含めた国家観に興味をなくし、
現状追認主義に陥って、
近視眼的な利益にしか関心がなくなっている
可能性があることだ。

事故が起こったときだけ、
あわてふためいているが、
しょせん福島や東北のことなんて他人ごと、
待機児童や高齢化やインフラの方が
「私」の関心よ、となっているのなら、
もう「脱原発」は終わるだろう。

ガンガン原発を再稼働し、
新たな原発も増設し、
また大事故が起こるまでお休みだ。
子孫のリスクなんて関係ないというのが
本音なのかもしれない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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