ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2014.1.30 14:42日々の出来事

曽野綾子ってよくテレビ見てるな


「SAPIO」を開いたら「新春巻頭エッセイ」として
曽野綾子の「幼児化の潮流」という文が載っている。
テレビが幼稚だというだけの主張なのだが、
「世間にはよく、テレビに対して腹を立てている人がいる」
と前置きし、自分は「見なければいい」という姿勢だと
書いている。

「私も日本のテレビをほとんど見なくなっている」
と書いてるのに、「世界は貧困や飢えに悩んでいる
と言うのに、これほど食べ物や温泉巡りの話ばかりして
恥じない国民がほかにいるのだろうか」と怒り出す。

「朝からスタジオに食べ物を持ち込み、アナウンサー
たちが試食」しているとか、

「不必要なのにクイズ形式」は時間の無駄だとか、

女性アナウンサーに対して
「大人は黙って喜ぶのが普通だ」とか、

テレビの出演者は笑うな、もっと淡々とつまらない顔を
しろとか、無茶苦茶なことを主張している。

ゆるキャラにも文句つけてて、着ぐるみは
ディズニーランドだけでいいとか、

一つの番組に働く出演者や裏方が多すぎるとか、
ぐだぐた書いて、「日本は卑怯者の時代に突入した」
というのが結論だ。

大丈夫か、これ?

見たくないものは見なければいいし、怒るような番組は
消すべきだし、こういう変な人がクレイマーとなって、
テレビ局に電話してるんじゃないか?
夜の10時からの番組を子供に見せて、
子供の精神状態がおかしくなったなんて抗議してるのも
全く解せない。

わしもAKB48の番組には出て、アホを承知でやってるが、
どれだけ恥ずかしいかは十分わかっている。
自分の美学の限界を超える企画だったら、断ればいい。
テレビの幼児化とか、一億総白痴化とか、昔から
言われているが、これが新春巻頭エッセイという方が
もっと恥ずかしい。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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