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小林よしのり
2014.2.5 07:42皇統問題

田中卓氏の戀闕の凄さ

『愛子さまが将来の天皇陛下ではいけませんか』
田中卓著(幻冬舎新書)は本当に凄い。
本物の尊皇の人はこういう情熱を持っているのかと、
感動する。

皇位継承問題をわかりやすく解き明かす、いわば
論理の本なのだが、その徹底的に冷静な論考の中に、
ふつふつと熱がたぎり続けている印象だ。

神武天皇の実在を証明したのも田中氏であり、
元号法案を提案したのも田中氏なのだ。
ずっと皇室のために戦ってこられ、学術的にも、
法的にも、守って来られた人なのだ。

高齢の田中氏が、今も青年の情熱をもって、
皇統断絶の危機を訴えて筆を振るっておられる。

第十四章の最後の一節を読んだときには、
わしは思わず落涙してしまった。

2000年に及ぶ国体が護持されてきた理由は、
天皇の聖徳と、忠臣義士の働きだと、田中氏は
何度も強調する。

この本を読める者が必要だ。
だが政治家にはいない。
自称保守系知識人にもいない。
誰が読めるのか?
まったく悲しいことだ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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