ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2014.2.9 00:58

嫌韓・反中ブームについて

昨日の討論で嫌韓・反中・ネトウヨブームを分析したが、
朴氏が普通の主婦や恋人がいる女性も嫌韓になってる
と言っていた。
帰宅してテレビを見たら、ちょうど韓流好きだった主婦が
今は嫌韓になってる様子がルポされていた。

その主婦が韓流好きのときに訪れていた新大久保に
来てみたら、人通りが少なく、かつての賑わいはない。
贔屓にしていた店のおばちゃんが、「国同士はうまく
いってないけど、一般人同士は仲良くすればいい」と
言うのに、嫌韓になった主婦は納得がいかない。

今は韓国が嫌いで嫌いでしょうがないのだ。

主婦は李明博が竹島に上陸した時、ネットを見ていたら、
嫌韓サイトにぶつかり、それで嫌韓ナショナリズムに
覚醒したらしい。

やっぱりネットなのだ。
今は若者から主婦までネットを見る。
マスコミで報道されない韓国・中国の
「反日感情・反日報道」を知って、ショックを受け、
ナショナリズムに目覚める。

そのネットで生まれた敵対ナショナリズムが
今は雑誌や書籍レベルに移行して来て、
とにかく「嫌韓・反中」は商売になるという
ブームが生まれた。

「嫌韓・反中」ブームが一般人にまで拡がったから、
首相の靖国参拝が支持されるわけだ。
靖国神社の意味なんて誰も分かってはいない。
「嫌韓・反中」神社と勘違いされてるだけだ。

しかしあれほど凄かった韓流ブームが、あっという間に
嫌韓ブームに転換してしまうとは!
この主婦とネトウヨは実は大して変わらないのだ。
ナショナリズムの覚醒がネットだったというだけだ。

この「嫌韓・反中ブーム」はもっと分析すべきだと思う。
次々回の会いに行ける「ゴー宣道場」のテーマにしようかと思う。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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