ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2014.2.20 02:39

「明日、ママ」の抵抗が面白い

昨夜の「明日、ママがいない」は驚いた。
製作者が今現在の思いのたけをぶちまけてしまった。
魔王はキャラが変わってしまって、武田鉄也みたいに
延々と説教してしまった。
子供たちに枕を抱かせて、人は心にクッションを
持たなければダメだと説く。
これは番組に抗議をしてきた者たちへの抵抗でもある。
説教の中に、脳が硬化した者たちは「モンスター」になる
という言葉まで飛び出す。
「可哀そう」というが、孤児たちは、家庭のある子たちより
繊細に育つ可能性もあると言う。
世間体を気にしたずるい大人になりかけた子供たちに、
偏見で人を見るなと諭す。
本来、こんなに言葉で説明してしまうような番組では
なかったはずだ。
だが、良識ぶった抗議で表現に圧力を加え、
スポンサーまで悪良識に屈して退散してしまい、
製作者の側はゆっくりドラマを展開させる余裕もなくなって
しまった。
早くドラマの核心になるテーマを説明してしまわねば
ならなくなった。
製作者が追い込まれてしまって、説教をせざるを得なくなった。
わしは製作者側に同情する。負けるなと言いたい。
しかし新しく登場した男の子がまたまた可愛くて、たまらん。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「愛子皇太子の可能性」

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