ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2014.2.20 03:30

親米保守の嘆き

わしがイラク戦争に反対したとき、親米保守派から
「反米」とレッテルを貼られ、散々批判された。
自称保守派は総じて「親米」だから、「反米」は左翼と
思っているのだ。

日本の民主党政権が、アメリカとの信頼を築けなかった
ことを批判し、安倍首相は「日米同盟を一層強化し、
日米の絆を取り戻さなければならない」と強調した。
親米保守派は、やんやの喝采。
さあ、アメリカ様に抱きつくぞ――!と
鼻の孔おっぴろげていた。

ところが最近の親米派はアメリカに「失望」しているらしい。
日米同盟でこんなに抱きつきたがっている我々に対し、
首相の靖国参拝で「失望」なんて、我々をフルつもりなの?
中国と日本と、あんたたちはどっちが好きなの?
はっきりしてよ!

我々はアメリカ様に尽くす気、満々なのよ。
沖縄の米軍基地でも、集団的自衛権でも、我々は
あなたに尽くしているじゃない。
それなのに、それなのに・・・悔しいわ。

きっとこれは民主党だからよ!
共和党ならそうはならないわ。
我々を大事にしてくれるはず。

でもブッシュ大統領のときに、安倍ちゃんは慰安婦に対する
謝罪をさせられちゃたと、小林よしのりが指摘しているけど、
我々は見たくない。
不都合な真実は見ないことにしているの。

いつかきっとアメリカ様は我々の元へ戻ってくる。
だからこれからも尽くすわ。
だって中国軍が尖閣諸島を狙って軍事訓練してるのよ。
ダメ、ダメッ!恐い!
その時はアメリカの青年に血を流してでも守ってもらわなきゃ
ならないの。
アメリカ様は中国と戦争してほしいっ!
血を流してね、絶対に!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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