わしはオリンピックにさして関心がないのだが、
さすがに浅田真央ちゃんが最後に美しい滑りを
見せてくれたのには、ほっとした。
ストイックに生きてきた選手が傷つくところは見たくない。
だが、このソチ五輪の最中に、上から目線で
選手にえらそうなことを言う者がいるのは呆れる。
森喜朗元首相が「見事に引っくり返った。あの子、
大事なときには必ず転ぶ」と言って、炎上したらしい。
竹田恒泰はもっと酷くて、自分を日本人としての
指南役と思ってるらしく、
「日本選手は胸に手を当てて君が代を歌うな」とか、
「君が代は聞くのではなく歌え」とか、
「メダルを噛むな」とか、
「負けたときに、楽しかった、思い出になったは
あり得ない」とか、言いたい放題だ!
一体、何様のつもりだ?
明治天皇の「女系の」玄孫の肩書で飯食ってるくせに、
「皇統は男系のみ」と言い張る「ニセ旧皇族」の分際で!
わしはこういう「形式主義」が大嫌いだ。
竹田のような奴を日本人の代表とは認めない!
スポーツに関心のないわしでも、超人は超人として
認めるし、偉業には敬意を払う気持ちくらいある。