ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2014.2.26 02:55

「アンネの日記」破りは排外主義か?

「アンネの日記」が図書館で相次いで破られているという
事件が不思議でならない。
300冊を超える被害があるそうだ。
日本では反ユダヤ的な感情が育つはずがない。

ただ、在日朝鮮人に対するヘイト・スピーチを平然と行う
ネット右翼系の連中が出て来た背景もある。
排外主義者が安倍首相の「コアな支持層」だから、
排外主義に対する嫌悪感や、警戒感が薄れてきているの
かもしれない。
嫌韓はもはや「憎韓」となり、反中が「嫌中」になるくらい、
敵意がエスカレートしている。

雑誌「WiLL」の新聞広告にも、相変わらず、韓国・中国
そして朝日新聞を敵として憎悪する感情が爆発している。
それが売れるからしょうがない。
消費するまでやるしかないのかもしれない。
お行儀よく抑制していたら、ネットの中で鬱憤が爆発するから
商売で消費する方がましかもしれない。

だが公然と排外主義は拡大する。
そんな中で「アンネの日記」も被害にあったのか?

ネットでの排外主義は「陰謀論」に結びつきやすい。
ユダヤ陰謀論に嵌った馬鹿がいるのかもしれない。
警察は速く犯人を捕まえてほしい。
動機を知りたい。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「愛子皇太子の可能性」

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