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小林よしのり
2014.3.1 04:25

村山談話・河野談話に未来はあるか?第19回


村山談話・河野談話に未来はあるか?

19回 河野談話は秘密で検証してみます?

 

安倍政権は河野談話の撤回見直しには否定的である。

だが談話作成前、韓国側と文言すりあわせをしたかどうか、

政府の中で、全く秘密の中で、検討チームを作る」と

菅官房長官が言っている。

有識者を含む少数の「極秘チーム」で検証するそうだ。

「秘密」でしか出来ないところが奥ゆかしい(笑)。

もちろんアメリカの顔色を気にしているからだ。

 

秘密の河野談話検証も、安倍政権の「コアな支持層」に

衝き動かされて、やらざるを得なくなってるのだ。

産経新聞は河野談話の撤回を主張していて、産経抄で

河野談話最大の問題点は、証拠もないのに、日韓関係を

優先して「強制性」を認めてしまったことになる」と主張。

自称保守&ネトウヨらは、ほとんど撤回見直しを要求している。

 

わしも河野談話は韓国との安易な談合の結実で、

日本側が善意で一歩後退して、謝罪したのが、

現在の最悪な状況を作ったのだと思っている。

 

だが今となっては、河野談話を撤回したら何が起こるかは

火を見るより明らかだ。

慰安婦問題で韓国に洗脳されているのは、アメリカでは

民主党だけではない。

共和党も同然で、親日派のアーミテージ元国務長官ですら、

慰安婦問題にはきわめて心を痛めている。日本は人権や

人間の尊厳について模範となる国であって欲しい

と述べている。

 

日米同盟が最重要とする安倍政権や自称保守派が、

アメリカから嫌われても、

「反米派」のレッテルを貼られても、

さらに中国や北朝鮮を利することになっても、

河野談話を撤回できるかどうか、見ものである。

わしはイラク戦争に反対したときから、親米派に「反米派」の

レッテルを貼られて叩かれてきたから、なお一層面白い。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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