ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2014.3.10 16:03

河野談話の見直しは日米同盟の障害である


村山談話・河野談話に未来はあるか?

28回 河野談話の見直しは日米同盟の障害である

 

未だに自称保守&ネトウヨ(実は極右)は、河野談話の

見直し」や「撤廃」を政府に求めている。

それをやったら米政府の信頼をさらに裏切り、

さらに「失望」させると大人ならわかるはずだが、

反知性主義の連中だからわからない。

もはや駄々っ子なのだ。

 

親米派の田久保忠衛は、産経新聞に嬉しそうに、

日米が立ち返る『トモダチ作戦』」と題する説を

書いていた。

ここのところ米国がずっと日本につれなかったが、

やっと来月、オバマ大統領が日本・韓国など

東南アジアを訪問し、同盟関係を重視してくれそうだ

と喜んでいる。

そして最後に「歴史認識は別の話である」と文章を

結ぶのだが、そうはいかないのだよ。

 

慰安婦問題をめぐる河野談話の「検証」に、米国が

非公式に強い懸念を総理官邸に伝えていたことが

明らかになった。

駐日アメリカ大使館の幹部が「検証は望ましくない

と言っている。

検証結果を公表すれば日韓関係がさらに悪化する

4月の日米首脳会談で歴史認識が焦点になることは

避けるべき」とも言っている。

自民党関係者は「事実上、検証をとりやめるよう

要請してきたもの」と受け止めている。

 

そこで菅官房長官は、国会の要請があれば、

検証結果を提出する用意があるが、

河野談話そのものの見直しは考えてないと明確に述べた。

オバマが来日する前に、日韓の冷え込んだ関係を

改善せねばという切迫感が日本政府にはある。

日韓の外務次官級協議が12日にソウルで開かれる。

そこで河野談話を引き継ぐことが約束されるだろう。

 

わしは元々、日米同盟に重きを置いてないから、

河野談話なんか撤廃してもいいのだが、

自称保守&ネトウヨは日米同盟に重大な亀裂が入る

覚悟をしているのだろうか?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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