ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2014.3.27 14:48小林よしのりライジング

ネットでシッター殺人者

排外デモに嵌った愛国婦人にせよ、わしの読者である
子育て中の母親にせよ、総じて母親というものは対応が難しい。
育児する自分というものに、肥大したプライドを持っているから、
前回「ゴー宣道場」に参加した主婦の中にも、勘違いをして
キレかかっていた人がいた。

現在配信中のライジングで、ベビーシッター幼児殺害事件に
関する『ゴーマニズム宣言』を書いたが、コメント欄を見ると、
概ね好評だ。

だが、「ゴー宣道場」の門弟には、あまり反応がない。
それどころか、ネットに頼る母親に過剰に同情してしまって、
弱者認定し、制度不足こそが諸悪の根源と言う女性がいる。
あきれたことに、それに感化される男まで出てきて、
まったく情けない。

世間では子供を預けて働く女性に対しては同情するのが
知的だと思われていて、大沢あかねの正論にバッシングが
行われた現象を見て、腰が引けてる知識人が多い。

大沢あかねは全く正しいと、わしが擁護しておく。
金持ちに嫉妬して、自分を誤魔化すんじゃない!

リベラル知識人は、無難な意見として、制度の不備に原因を
求める。
実に簡単な解答だ。
社会が悪い。制度を整えよ。税金を使って。

だが制度の問題じゃないんだ。
あの母親は待機児童ゼロを掲げる横浜の住民じゃないか。

わしはネットで他人に子供を預ける母親なんか、全然同情
しない。育児放棄だと思っている。
つい最近、「明日、ママがいない」に感動していた感性は
どこに行ったのだろう?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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