ゴー宣ネット道場

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高森明勅
2014.4.15 14:00

「運動」への自戒

4月13日のゴー宣道場は面白かった。

恐らく登壇者は皆、もっと時間が欲しかったのではないか。

深めたいテーマが一杯、浮かび上がったからだ。

質問の中にはややとんちんかんな発言も見られたものの、
全体としては間違いなく成功だろう。

脇道の話になるが当日、
第2部でヘイトスピーチやデモについて議論されていた時、
私は自分が社会的な「運動」なるものに関わって来た
経験を省みつつ、月並みな連想ながら、
自戒の念と共にパスカルの『パンセ』の一節を思い出していた。

人間は、天使でも、ケダモノでもない。
しかし不幸なことに、
天使になろうとする者がケダモノになる」。

これは「正義」を掲げて運動を進めようとする者が
等しく銘記すべき命題だろう。

勿論、ある「正義」に別の「正義」

振りかざして対抗しようとする場合でも、同様だ。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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