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トッキー
2014.4.19 03:46ゴー宣道場

第41回ゴー宣道場・門弟の感想

第41回ゴー宣道場
『憎韓・嫌中の反知性主義を斬る!』
門弟の感想を一通ご紹介します!!


私も二月のトークイベントを聴きに行きましたが、
今回はより深い議論で一層面白かったです。

朴氏についてはアンケートで書かれた方もいましたが、
自分が攻撃対象になるデモを見て参加者に
直接インタビューをするなど、勇気に敬意を覚えました。

今回の道場も、日本で一番レイシストに
敵視されている人物が主催するもので(笑)、
かなりの敵意を持った排外主義者が
紛れ込むことも想定できましたから、なおさらです。

萱野氏は『ナショナリズムは悪なのか』を
読んでいたのですが、本よりトークのほうが
ずっと分かりやすく感じました。

文章自体は平易な表現で丁寧に書かれているのですが、
いかんせん内容が抽象的なため、
「論理展開としては繋がっているけれど
しっかりと腑に落ちていない」状態で
上滑りするように読み進めてしまい、
その後の内容が頭に入らなくなる…という状態に何度か陥り、
そのつど戻って読み直すことをしました。
それはそれで楽しい読書でしたが。

第一部では欧州の例を出しつつ、
「パイの縮小に対する危機意識がナショナリズムを
尖鋭化させ、排外主義に至る」という話をされていましたが、
その側面がゼロではないにせよ、
今の日本の排外主義の本質がそこにあるのか疑問に思います。

極端な話、たとえば在特会は「在日特権」なんか、
本当はどうでもいいのではないでしょうか。
ただ八つ当たり・憂さ晴らし・暇つぶしに集団で騒ぎ、
誰かの悪口を言って溜飲を下げたいだけのように見えます。
それこそ、スタジアムで鳴り物付で応援し、
野次を飛ばす行為と同じ。
(ちなみに、ジャイアンツへの野次が
一番ひどいのはカープファンです)

攻撃対象は何でもよくて、今は中韓を叩くムードだから叩く。
山本太郎が天皇陛下に手紙を渡せば叩く。
小保方さんに捏造疑惑が湧けば叩く。

叩くことで現状の問題を解決できるか、状況を改善できるか、
そもそも何が問題か、ということを真剣に検討しているのではなく、
「そうしとけば良さそう」「みんなそう言ってるし」程度の認識。
これこそが「反知性主義」たる所以なのだと思います。

第二部でとても印象的だったのは、特定秘密保護法案に
反対する(いわゆるリベラル側の)
「政府が秘密を独占してはならない。
国家の秘密は国民のものである」という意見は
「国家の主役は国民である」という意味で
ナショナリズムを前提としている…という萱野氏のご指摘でした。

それで気が付いたのですが、大東亜論で紹介された
玄洋社の憲則がまさに日本流のナショナリズムを
端的に表した三箇条なのですね。

第一条 皇室を敬戴すべし
第二条 本国を愛重すべし
第三条 人民の権利を固守すべし

(『大東亜論 巨傑誕生編』66ページ)

エゴのための権利の主張ではなく、国家の存立を
自身も背負う気概で兵役を含む義務と一体の権限を要求し、
ときに血を流すことも辞さないのが明治の男。
何と熱いナショナリズムか。
もちろん明治の男にかぎらず
「違反する者は日本人の子孫ではない」という
但し書きつきの憲則なのだから、
私自身も肝に銘じなくてはなりません。

高森先生が言及された、日韓共催W杯を前にした
天皇陛下のお言葉(平成13年のお誕生日の記者会見)も確認しました。
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h13e.html

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ワールドカップを控え,両国民の交流が盛んになってきていますが,
それが良い方向に向かうためには,両国の人々が,
それぞれの国が歩んできた道を,個々の出来事において
正確に知ることに努め,個人個人として,互いの立場を
理解していくことが大切と考えます。
ワールドカップが両国民の協力により滞りなく行われ,
このことを通して,両国民の間に理解と信頼感が
深まることを願っております。
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前年の12月に「今のまま進むと良い結果にならない」
という意味のことを述べられていたのですね。
この時期はかなりの韓流ブームで「日韓友好」と
浮かれていた時期だったと記憶しています。

真の相互理解に基づかない、うわべだけの友好の
薄?い皮がはがれる10余年後、
剥き出しの敵意がぶつかり合うようになることを
見通しておられたのでしょうか。

目指す方向に現実を進めるためには何が必要か、
何をしなくてはならないか。それを考えなさいと
お叱りを受けた気分です。
まさに陛下の知性をここに見た思いがします。

思考し続けることを誰より実践されているのも、
やはり陛下なんですね。ますます尊敬してしまいます。



第41回ゴー宣道場
動画は本日中にUPの予定です!

トッキー

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