ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2014.5.8 09:56皇統問題

「男系」は日本の国柄・伝統・美徳なのか?


SAPIO」が届けられたので、さっそく大東亜論

仕上がりをチェック。

なかなかいい! 絵の迫力、ばっちりだ。

満足、満足。

 

SAPIO」巻頭言、韓国船事故に関して、なかなか

バランス感覚のある意見を書いている。

本当はこういうのが保守の言論なんだよ。

今の自称保守論壇がネット右翼と変わらないレベルに

劣化しているから、「SAPIO」のこういう言説には

期待する。

 

別の記事でも、排外主義・ヘイトスピーチに対して、

本誌編集部」として明確に批判しているのも、

好感が持てる。

SAPIO」もいよいよ商業主義でネット右翼に阿る愚

から脱却する勇気を持ったようだ。

 

櫻井よしこがヘイトスピーチに批判的な意見を寄せて

いるが、そのタイトルに日本の「伝統」とか「美徳

という言葉を使い、「日本の国柄の大もとになっている

もの、それは皇室の存在です」と書いている。

 

その皇室は「男系」だからこそ素晴らしいと主張して

いるのが、櫻井よしこだということを、

忘れてはいけない。

天皇陛下のご真意は、男系・女系にこだわっておられ

ないのに、それを無視して三笠宮家に影響され、

「男系」を絶対としているのが櫻井よしこだ。

 

果たして「男系」が日本の国柄であり、

伝統であり、美徳と言えるのか?

 

さらに言うなら、女性の桜井よしこが「男系」こそが

美しいと主張することは、美徳なのか?

 

「名誉男性」の桜井よしこが、日本の伝統や美徳を

口にしたとて、何の説得力も持たないのである!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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