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高森明勅
2014.6.13 04:22

「対案」無き男系主義が皇室を滅ぼす

先日、ある人がこんなことを言っていた。

テレビの報道番組で桂宮殿下が亡くなられたニュースを報じていて
皇室の方々の血縁関係がお写真入りで示されていた。
それを見て、改めて男性が少ない事実に危機感を覚えた」と。

同じように、皇室の行く末に不安を抱いた人も少なくないだろう。

既に繰り返し指摘したように、このままでは、
皇室はやがて存続出来なくなる。

従って、皇室の存続を願うなら、早急に手を打つ必要がある。

しかも、危機打開の道筋ははっきりしている。

現にお3方の内親王がおられる。

これらの方々がご結婚後も皇室に残れるようにすれば良い。
それだけのことだ。

にも拘らず、明治の皇室典範に初めて規定された
「男系の男子」
限定に固執する人々が、現実的な“対案”もないまま、
唯一の妥当かつ実現可能な解決策を阻んでいる。

これこそ、皇室が直面している危機の真相だ。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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