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高森明勅
2014.6.30 06:57

男系限定論者は「皇室輔佐」に反対するのか?

「女性宮家」を一旦、白紙に戻した安倍政権。

やっと動きを見せたと思ったら、ご結婚後の元内親王方などに
皇室輔佐」「皇室特使」等にご就任戴くという愚策の検討。

国民なのに、特別な「身分」を新しく作って、
皇室のご公務をお願いするという、無理筋の話。

しかも、一番大切な、皇室の存続そのものには頬被り。

これに男系限定論者たちは、どう立ち向かうのか? 

彼らの立場からすれば、旧宮家系男子を差し置いて、
元皇族の女性を優先するという“本末転倒”。

しかも、旧宮家系男子の皇籍取得なんて、検討の素振りもなし。

これでは「男系」の血筋はやがて途絶える。

当然、男系主義者としては許し難いはず。

もし、彼らが本気で男系の維持を求めているなら、
「皇室輔佐」
案に断固反対するに違いない。

もし反対しないなら、元々皇室の存続を真剣に願っていなかった、
と判明する。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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