ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2014.7.12 04:16

徴兵制について


集団的自衛権を認めると、自衛官の応募が減って、徴兵制に

結びつく」という言説を100%ないとは言い切れない。

今でこそ自衛官の「合コン」は大賑わいだが、それは女性が

「安定」を求めているからであって、公務員として自衛官は

モテモテの状況にある。

それは憲法9条の恩恵を自衛官が受けているということになる。

 

イスラエルとパレスチナ、イラクとシリアの状況を見ると、

将来必ず自衛隊が出て行くときがくるだろう。

その確率は80%以上ある。

「後方支援」は安全かというと、そうはいえない。

現在の戦争に前方も後方もなく、「後方支援のみ」という限定も

卑怯の誹りを受けることになるかもしれない。

 

家族を支える父が戦地に行くとなれば、もう「安全・安定の

自衛隊」ではないのだから、今後は自衛官はモテなくなる。

自衛官募集では、AKBのぱるるを使ったり、募集ポスターに

萌えキャラを使ったりしているのも気色が悪い。

嘘くさい広告で集めなければならないほど、募集は大変なのか?

有能な人材だけ集めればいいのなら、嘘くさい、甘々な

ポスターをつくる必要はない。

国を守る覚悟のある人材を求む」と言えばいいではないか。

甘く媚びてるのは、騙して馬鹿も入れたいからだろう。

 

もし自衛官の応募が減って、徴兵制を採用せざるを得なくなる

のなら、わしは良いことだと思う。

国防を語るのに当事者意識がないことの方が、大問題だ。

徴兵制にしたら、まず警察がネット右翼の住所・氏名を調査し、

勇ましいことを言ってる人物から召集令状を出すことにする

べきだと思う。

当事者意識のない言論が、国の行く末を誤まらせてはいけない。

わしは徴兵制に賛成である。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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