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小林よしのり
2014.10.11 01:07ゴー宣道場

宇野常寛氏の「ゼロ年代」を読み始めた


宇野常寛氏の『ゼロ年代の想像力』を読み始めた。

エヴァンゲリオンや漫画やテレビドラマなどのサブカルチャーに

全然興味がなくなっていた時に読んだ印象と、今では若干違う。

宇野氏の思考回路が少しは分かるようになってきた。

わしに対する分析も、なるほどそのように分析できるわけかと、

面白く感じる。

 

「大きな物語」とは伝統や戦後民主主義といった国民国家的な

イデオロギー、あるいはマルクス主義のような価値体系の

ことらしい。

物語とは、生きる意味や信じられる価値のことで、それらの価値が

崩壊した世界で、どう生きるかというテーマに挑戦している者として、

宇野氏はわしや宮台真司や東浩紀を分析しているようだ。

なるほどね。そりゃそのような気がする。

 

ニーチェの超人みたいな提案をしたいところだが、あっという間に

運動に絡め取られる人々を見ていると、やっぱりそれは無理だと

わかるんだよなあ。

慰安婦問題に対するアホ丸出しの狂信や、朝日新聞バッシングを

見ていると、益々、劣化、幼児化している大人たちにため息が出る。

 

東京オリンピックを目標にし始めた国民も、見たいものしか見ない

という後ろ向きの決断主義に嵌って、絶望への道をひた走っている

のだろう。

明日の議論は意義深いものになると思う。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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