ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2014.10.13 05:12ゴー宣道場

大人を演じることについて


昨日の「ゴー宣道場」について、さっそく門弟の女性から、

活き活きした感想が寄せられたので、紹介しておきます。

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昨日はありがとうございました。

 

どうしよう、、、昨日が一番面白かった(笑)

(↑毎回言ってるような気もしますが^^;;

朴さんと萱野先生がゲストにいらしたときは、道場に帯びていた

熱に酔ったような感じになったのですが、昨日は道場全体に、

溢れ出んばかりに漲っていた力に溺れそうになりました。

 

今だから白状しますが、私はゲストであるお二人のことを

殆ど知らない状態で参加してしまいました。

あの古市さんという人は、一見今どきの草食系男子という

風貌ですが違いました。

少女のお面をかぶった、凶器性を秘めている男性だと思います。

でも、天性なのでしょうが、ああいう雰囲気なものだから、

どれだけ失礼なことを言ったり、文字にすれば鋭利な刃物の

ような言葉も、スルスルっと浮遊しちゃうような不思議な人でした。

でもそれは確実に相手に着地して、どのような形であろうと

咀嚼させるのだからすごいです。

 

いっぽう宇野さんは人のことを全く考えてないような(笑)、

マシンガンが歩いているような人でしたが、でもその弾が

いちいち真ん中というか、痛いところを突いてきて、それがまた

気持ちよく感じちゃったりするものだから、自ら撃たれに

行きたくなってしまうような魅力がありました。

 

だから、タイプもテンポも違う、おふたりのリベラルタイトル

マッチのような応酬はすんごい見(聞き)応えがありましたし、

そのお二人の真ん中には小林よしのりがいるのだから、

面白いなんてものじゃなかったです。

嗚呼、昨日に戻りたい!(笑)

 

小林先生がおっしゃっていた、大人を演じなければいけない

ときがある、というのは、ああ、そういうことか、と目から

鱗が落ちました。

自分自身のことを考えてみても、子育て中はまったくそうであって、

私自身だって全くできていない、言える資格もなければ内容でも

ないのに、子供には教えていかなければならないことがたくさん

あります。(というかそんなことばかり)

演じているときもあるということを、何とか子供には気づかれない

よう、これからも子育て頑張ります。

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子供を持つ親なら誰だって「大人を演じている」。

宇野氏だってAKBを論じるときに、峯岸丸刈り事件などが起こると、

「システムに不備があるからルール化すべき」などと言い出す。

彼は近代主義者だからそう言うが、わしは保守(主義者ではない)

なので、「どうせ不文のルール感覚が裁くから放っておくべし」と

主張する。

主張は違うが、宇野氏だって無意識のうちに、AKB全体の「公」

のために発言している、つまり「大人を演じている」のである。

AKB評論家」という立場を演じる役割を与えられた時点で、

単に熱狂するだけでは済まない「分析」や「評論」や「意義」を

語り始める。

それは子供には出来ない。

大人だから「公」にコミットメントするのである。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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