ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2014.10.15 11:53ゴー宣道場

「ゴー宣道場」アンケート回答その1です


1012日開催された第44回「ゴー宣道場」

『幼児化する大人たち』のアンケートに回答します。

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◆宇野さんと古市さんのお話が、空気を読まない緊張感も

あって良かったです。その場の型を想定して話を聞こうと

してしまう癖が自分にもあるんだと改めて気づきました。

あっという間に時間が来てしまった感じで、もっとゲストと

師範たちとのお話も聞きたかったです。

お二人とも、著作をきちんと読んだことがなかったので、

これから購入して読みたいと思います。

(静岡県・42歳女性・会社員)

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観客が望む威勢のいい言葉しか登壇者も言わないのが、

自称保守派のシンポジウムや言論誌です。

「ゴー宣道場」ではそのような紋切り型の議論を打ち破ら

なければなりません。

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◆議論のスピードが早くスリリングでした。「国家」と「大人」

がここまでリンクするものとは思わなかったので、これまでの

道場をおさらいして、さらにもう一歩踏みこんだ感覚を得て

興奮しています。

(神奈川県・31歳男性・会社員)

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知的興奮を得られる参加者がいることが素晴らしい。

これがネトウヨならよだれ垂らしてあぽけ――って

白目むいてるよ。

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◆テーマが幼児化でも、やっぱり単純な話で終わらなかった

ですね。古市氏はあまりお話聞いた事なかったですが、

頭いいなと思ったし、宇野氏はちと、さらに、とにかく

尖っていると思いました。

(神奈川県・40歳男性・会社員)

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なかなか個性のある二人だよね。

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◆「大人」って言葉1つで、ものすごく深い議論が出来る

ことをすごく感動しました。それだけ、今の状況は不安定

なんだな、とも思いました。

古市さんも、宇野さんも、コメントがシンプルですごく

わかり易かったと思います。帰りに、本買って帰ります。

未来は、明るいものではないかもしれないけど、考え続ける

事が大切なんですね。あと、宇野さん、古市さんはクールな

感じがしました。

今日、とても面白かったので、またゲストに呼んで頂ければ

と思います。同じテーマでも、もっともっと、語る点が

ありそうです。

(東京都・39歳男性・会社員)

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宇野氏、古市氏は、テレビで見るよりはるかにいい味

出してたよね。

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◆宇野さんの世間になじみ、空気を読むのが大人とされると

いうことと、古市さんの幼児化した大人(オジさん)が

牛耳っているということの日本では「大人」が良くも悪しくも

なるという点から、昭和天皇が日本人の付和雷同を懸念されて

いたというお話に繋がるのが興味深かったです。

(東京都・36歳男性・CGデザイナー)

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左になびくときも、右になびくときも、思想を放棄して

付和雷同で動く国民を、昭和天皇も案じておられたんだな。

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◆よしりん先生の「大人を演じる」というのには共感できました。

演じてでも大人にならなければいけない時もあります。

特に子供の前では。

師範の方々もおっしゃってたように、日本という国そのものが

大人になりきれていない、アメリカの子供のままでいるように

感じます。

(大阪府・46歳女性・主婦)

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元服や徴兵や割礼やバンジージャンプなどの儀式がない上に、

成人式をディズニーランドでやってる始末だから、

覚悟するチャンスがないんだよね。

それでも演じながら大人になっていることを自覚する日は来る。

まともな人間なら。

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◆宇野先生の「大人なんていたのか?」という問題提起に

半分肯定、半分否定の気分です。

戦後の日本社会においても、

所与の社会規範になるべく身の丈を合わせようとした多くの

日本人はいたはずです。それがその人の内面にまで浸透せず、

「フリ」のレベルで挫折していたとしても…

古市先生の「70年代の新大衆社会論とネット社会論は似ている

との御意見について。

たしかに「最近幼児化する大人が増えたのではなく可視化した

だけ」というのはその通りでしょうが、大きな違いは、

ネット社会では匿名を隠れ蓑に、自分の名によらず、

大人としての責任を取らずに発言できるようになった点でしょう。

それが幼児化を70年代以上に加速させたのだと思います。

社会的な動物である人間は、社会から「大人」になる契機を

与えられなければ、「大人」になることはないのだと感じます。

かつてはそれが、元服であったり、徴兵であったり、結婚で

あったりしたわけですが、文化、慣習が変容し、そのような

契機を与えられることのない成年者が社会のほとんどを占めるに

至った現代においては、大人の幼児化は解決不可能な事象

なのではないでしょうか。

(東京都・45歳男性・不動産資格講師)

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この人の意見は論理的で見事だなあ。

挙手して言ってほしかったなあ。

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◆これからは大人として振る舞わなければならない。

この大人とは常識のある人間で、今日の小林先生の話とつながり、

常識は歴史的倫理性によるものだと改めて思いました。

グローバリズムが進むと国家が融解するのではなく、

スコットランド独立運動のように、再び国家とは何かを考え

ないといけないと思います。戦争論のテーマである「個と公」は

常に意識しなければならないので、これからも気を付けて

いこうと思います。

(神奈川県・33歳男性・学生)

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この人の意見も凄いなあ。

わしの話したことを早くも咀嚼して論理を組み立ててるなあ。

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◆〈戦争論〉は本当にすばらしかったです。私は本当に出会えた

ことに感謝しています。ネットでさわぐ人たちなんて本当に

一部だし。古市さんのいうとおり可視化しているので大きく

見えますが、言わない人、だまっている人の中に、本当に

ちゃんと読んでいる人の方がぜったい多いと思います。

ちゃんと戦争論を読めば、嫌韓論なんてさわぎません。

(千葉県・4回参加)

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ありがとう。

目立つ誤読者が『戦争論』を読んだと言うから、『戦争論』は

可哀そうな偏見に晒されてばかりだよ。

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◆外国の価値が全て正しいとは思わないが、高森師範が

おっしゃった「江戸時代は幼児化した大人はいなかった。

明治時代以降に幼児化しだした」と言うのはもっともだと

思いました。では、なぜそうなったのか?これから思考して

いきたいです。

(東京都・43歳男性・会社員)

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武士がいたし、階級があって、子供も役割を与えられていたからな。

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◆江戸時代における武士は死生観と常に隣合わせで、

明日死ぬかも知れない以上、居ずまいを正すことが必然的に

行なわれて来たと思う。その伝統は次第に失われ、死を

デオドランド化して遠ざける平和ボケ社会の中で人は幼児化して

いる様に思えます。一方で死生観を身近に感じようとする思いが

歪んで表面化したのが大学生のイスラム国行きかも知れません。

日常の中で、武士の精神を持つことができれば大人への道は

開けると思います。

(東京都・49歳男性・歯科医師)

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歯科だけどさすが医者だ。

死を直視しないのは病的なんだろうな。

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◆第2部冒頭の小林先生と宇野先生の議論のスピードについて

いけず、しばし脳がスリープ状態になってしまったのですが、

AKBの峯岸さんが坊主になった例を使って宇野先生の中に

公の観念があるということを小林先生が説明されていて、

でも、公の観念があることを宇野先生が否定されていた場面は、

とても印象に残っています。

公の観念が国家と結びついていることに宇野先生はかなり

警戒心を抱いておられるように感じたのですが

(違っていたらスミマセン)なぜそれ程警戒されるのか、

そうなった原因は何なのかに興味を持ちました。

(静岡県・39歳男性・自衛官)

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目の付け所がいいな。

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◆若者代表のお二人が対照的なタイプでした。古市さんは、

とても線が細くて女装が似合いそうな方。宇野さんは、わりと

攻撃的な口調で話す人。対照的なお二人でしたが、古市さんの

言っている事に、なぜかすでに「おばちゃん、中年」の年齢に

なっている私が、共感する事が多かったです。

特に、これからは、外国へ出かせぎに行く時代になるだろう

という話は、私の予感と全く同じでした。この子たちは外国へ

出かせぎに行くようになっているのでは?と、数年前から

子供の母親友達と話していた事を思い出します。

バブル時代よもう1度!のおじさん世代にイライラさせられる

事も多く、古市さんのお話にうなずいてしまいました。

(千葉県・43歳女性・パート)

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子を持つ親たちは、このくらいの危機感を持たなきゃダメだよなあ。

なんで安倍政権の支持率は高いままなんだ?

集団自殺したいのか?

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◆古市、宇野両氏とのやりとりが大変に面白かった。

考え、ビジョンのちがいはあっても互いに議論ができていて、

考えが深まっていく様子がとてもいいと思う。

ゲストの両氏に対しては事前知識もあまりないが、

本を読んでみようと思う。

一点気になるとすれば、「大きな物語」について両氏はどう

考えていたのか詳しく聞いてみたかった。

私は「物語」は歴史に求めるしかないと、最終的には皇室に

しかないと思うのだが、その辺りもどう考えているのか気になる。

(千葉県・24歳男性・大学院生)

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若者の中にこういう人が確実にいるのが希望だ。

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◆二人の若いゲストの方々は、ご自身の発言に対し、あまり

影響力が無いとお感じなのだろうか。もっと広く、人々に

色々教えてやるぜ!とでもいうような野望をもって発言されても

よいのかもと思った。

お二人とも「おじさん化」している言論人の発言よりずっと

面白い話をしてくれる存在だと思う。

別のテーマ(教育論とか)で再度お話を聞かせて頂きたいと

思った。もっと色々聞いてみたい。

(兵庫県・39歳男性・自営業)

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影響力をかなり気にしてるのが、わしも不思議だったんだよ。

聞いててピンとこなかったんだよね。

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アンケート第二弾、あります。

 

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「愛子皇太子の可能性」

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