ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2014.10.16 05:02ゴー宣道場

「ゴー宣道場」アンケート回答その2


44回「ゴー宣道場」『幼児化する大人たち』アンケート

回答の第2弾です。

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◆ゲストのお二人と小林師範のやり取りを見て、これが大人の

議論・意見交換なんだなと思いました。各々の考えはへだたり

があっても、だからこそそれをしっかり受け止めて、議論の

中でリアルタイムに新たな発想が構築・更新されて行くのは

とても新鮮でした。

自分もこんな「大人」を演じられるようにしたいものです。

(群馬県・30歳男性・家事手伝い)

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彼らとて、あの若さでもう一生の立場を決め込んだ「おじさん」

ではないはずだ。

わしですらまだ自分を決め込まないと思ってるから。

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◆若者の古市さん宇野さんがどのような中年となり発信して

いくのか楽しみです。宇野さんも古市さんも群れが苦手だから、

スーパーウェーブをまきおこすのはむずかしいけど、停滞せず、

ポジションにしばられないから、自分の頭で考える、行動する

ことができそう。

(東京都・32歳女性・パート)

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宮台真司が「これが沖縄の生きる道」という本を送ってきた。

彼も少しづつ変化してるからな。

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◆ゴー宣道場に参加することで、より若い世代(私と同じくらい

の世代)の評論家や社会学者が、小林先生と共に日本の将来を

考えてくれていることをうれしく思った。

将来に希望が持てる気持ちが生まれるし、自分ももっと仕事や

子育てを通して、一人でも多くの人の未来を明るくできるように

努力したいと思った。

(東京都・37歳女性・会社員)

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自分の現場から社会全体を考えようね。

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◆保守や左翼のカテゴライズがゲストお二人を見て意味のない

ことだと感じた。

職場も「おじさん」化した人々が多いですが、ここぞという時

には戦うことにしています。

「おじさん」自身、批判されたり正されたりしなくなってきた、

かわいそうな人達だと思っています。

自分もまた「おじさん」にならぬ様、気を付けていきます。

(東京都・32歳男性・会社員)

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古市氏の「おじさん」の定義がなかなかだよね。

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◆宇野先生の「戦後大人はいたのか」の投げかけに、まず最初

に思い浮かんだのは、自分の祖父、父親でした。

あのような大人になりたいというモデルが身近にいたことは、

とても幸せなことだったと思います。

(埼玉県・41歳男性・地方公務員)

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わしも父や祖父から学んだことは多いなあ。

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◆初めからアクセル全開の議論で実に面白かったです。

今回のテーマで自分としても大人なの?と自問自答してたので、

宇野先生の「大人がいた試しがあるのか」は納得です。

古市先生の「自分を疑うことをやめた」のがおじさん

(男も女も)と合わせ、なんとなく使っている「大人」という

言葉についても、実はちゃんとした定義付けがされていない

ことが良くわかりました。

参加させて頂いた中で最高の回だと個人としては思います。

別なテーマでも、また御二人にはゲストとして来ていただきたい

と感じました。

教養、立ち居ふるまい、思いなど日々の生活で忘れがちな言葉を

思い出すこともでき、簡単に世の中は変わらないかも

しれませんが、トライするに値する、ワクワクする未来にして

いきたいと改めて強く思った次第です。

(茨城県・53歳男性・会社員)

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「自分を疑うことをやめた」のがおじさん、この定義、好きだな。

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◆「大人を演じる」という言葉になるほどなと思いました。

確かに、社会や世間で与えられてる役割(職場での立場も共同体

での立ち位置)を演じる事ができる程大人のような気がします。

今は家族の中で父親の役割を演じてます。子供に対し面倒だから

放任してもいいような場面がありますが、役を演じて存在感を

出す事で、子供に世間を伝えていけます。

そう考えると確かに役を演じる人が減ってる事で、大人が幼児化

して見えるのではないかと思います。私利私欲のまま生きていく

方が確かに楽ですからね。

(神奈川県・44歳男性・介護相談職)

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子供以下の大人もこの世にはいて、虐待したり育児放棄したり、

無茶苦茶な現実もあるからな。

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◆以前より男は男に自然とはなれないという話が出ていたと

思いますが、「大人」になるのも、やはり意識してやらないと

なれない事だと思いました。

空気、世間に生きるのが大人ではなく、個々人として何が

できるのか、何をすべきか考えながら、自分も大人として振舞える

よう、努めていきたいと思いました。

(神奈川県・29歳男性・会社員)

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結婚できないとか、子育てする環境がないという「社会的な大人に

なれない条件」は、共同体の崩壊や、経済的な中間層の崩壊が、

将来に対する不安を奪っているからだ。

そこは政治の責任でもあるから、政治についても考える大人で

あらねばな。

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◆少しですが、プロレスの話題がでましたが、「大人を演じる

(あえて)」ことはプロレスを見ればわかると思います。

(ゲストのお二人はプロレスを見たことがありますか?)

(東京都・36歳男性・会社員)

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残念だが、世代的にあの二人はプロレスを見てないと思う。

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◆堀辺師範がもしこの場にいたら、大人とは武士として生きる

人間の事だと言ったのではないかなと、勝手に思いました。

私は小林先生の作品をずっと読んでいて(高校のころから)、

保守とは郷土(くに)の土地や文化やそこに住む人を守る考え

だと理解しているので、どうしても国家を道具として割り切る

とか古市氏のようなクールな分析から最悪の未来をイメージする

事ができなかったのですが、もう一度冷静に考え直してみたい

と思います。

(東京都・38歳男性・会社員)

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ハイジャックして北朝鮮に行ったよど号の犯人も、望郷の念に

捉われて祖国で死にたいと思ってるんだから、国家を道具で

割り切れる人の方が少数派かもよ。

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◆何十年後かには、日本で仕事のない人が上海やムンバイへ

出稼ぎへ行かなければならないという話は、もうそこまで

日本もきているのかと、避けられない未来なのかもしれない

のですが、外国で大したこともない病気なのに、病院にも

かかれず、すごく安い給料で、ネズミやゴキブリのいる日の

射さない地下みたいなアパートでのたれ死んでいる自分も、

近々の将来には、充分あるのだなあと、今も暗澹としている

のですが、将来も暗いものだと思いました。

(東京都・40歳男性・会社員〈非常勤〉)

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そういう日本にならないように安倍政権の支持率を落とすべき

なんだが、考えない人々が多数派だからな。

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◆やはり、結論は「大人であろうとすることが大人」だと

思います。人を考えさせる要因がなんであれ、考える人は

大人なんだと思いました。

時間がない中、くだらない質問をしてしまい、

申しわけなかったです。

(東京都・17歳男性・高校生)

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くだらなくない!

17歳の君が勇気を出して紡ごうとした質問を、師範が

汲み取って答えればいいだけだ。

宇野氏もそうしてくれただろう。

あれが大人の態度だよ。

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◆二部最後の方の、宇野氏と古市氏のやりとり

(古市氏「宇野さんは小林さんとか目上の人をうまく立てられ

ますね」宇野氏「古市君は、憎まれ口を叩いても愛される素質

があるよね」)が好ましく感じました。

こういった面と向かってするちょっとしたやりとり

(コミュニケーション)は実は重要なんじゃないかと思います。

(群馬県・34歳男性・浪人中)

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まったくその通り。可笑しかったね。

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◆宇野氏は小さな世間で大人を演じても影響が小さいという

ような主張だったかと思います。でも私はそうは思いません。

「大人を演じる」と思うことが「大人」になることであり、

小林先生の言うようにそれを「わかる人はわかる」と思います。

そのわかった人も「大人を演じ」ようと思うはずで、

「大人」は増えていくと思います。

「物語」というキーワードがあり、宇野氏は日本には物語が

無いように考えていたかと思いますが、高森先生が言うように

日本は神話から続く壮大な「物語」がある、世界でも希な国で

あると思います。究極の「大人」はその「物語」の主人公で

ある「天皇」ではないでしょうか?

最後の「勝てるのか?」という質問に対して、お三方の答えが

一緒で、ゴー宣道場の理念とも一致していたのが大変希望を

持ちました。

(神奈川県・39歳男性・会社員)

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著作だけではなくて、やっぱり話して伝えることは重要だと、

最近つくづく思うね。

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◆古市氏が提起されたポスト工業化社会の夢をどのように

次世代に提示できるかは、自分のテーマでもあり同じように

考えている仲間を増やしていきたいと思います。

宇野氏が最後に言われた「人にビジョンを見せてくれと言って

いるだけではだめ、一緒に作っていくしかない」という言葉に

共感しました。

(神奈川県・45歳男性・会社員)

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安倍晋三を妄信しておけば大丈夫というのが、最近の自称保守の

態度だけどね。

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◆私は、小林師範が宇野先生や古市先生の意見と対立して、

収拾がつかなくなるのではないかと思っていました。

しかし、御三方とも、私利私欲抜きで自分ができることをやって

いくという形で道場が終わりました。

各人が自分の現場をもって、できることから変えていくという

道場の理念に沿った終幕で個人的に感動しました。

(埼玉県・37歳男性・司法書士補助者)

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実に面白い道場だった。

動画で見るのもいいけど、現場の空気感を味わって聴いた方が

もっと脳が刺激されて、楽しいんだけどね。

次は1214日だ。

テーマはまだ未定だが、参加しなさい。

 

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

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第94回 令和2年 12/6 SUN
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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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