ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2014.10.20 08:01新刊情報

文庫版の修正を任せる


わしは辛い。

『天皇論』文庫版のゲラチェックを秘書・岸端がしてるのだが、

今のわしの考えとの違いを次々見つけて電話してくる。

あれを描いてるときよりも、今の方が考えの方が深くなっている。

仕方がない。

あれは天皇について全く知らなかったわしが挑戦した本なのだから。

基本的な教養は詰め込んでいる。

だが、今見直せば、まだ未熟な個所が散見される。

それを岸端がいちいち見つけてくるから、

めんどくさくてしょうがない。

修正するのは前後の脈絡があるから、ものすごく難しい。

だがこの文庫版で、まったく新たな読者が入って来るかもしれない

のだから、完璧な本にしなければならない。

 

だがわしは今、ものすごく焦っているのだ。

わしは今週いっぱいが『ゴー宣Special』のコンテの山場だ。

最終章まで、絶対に今週中にやらねばならない。

しかも最終章だから全身全霊で魂を込めなければならない。

他のことは考えたくない。

どこかでカンヅメして、外界からの情報を遮断したいくらいだ。

洞窟に籠もって描きたいくらいだ。

 

岸端は、そして時浦も、もう天皇の知識はわしと変わらないか、

わし以上に正確である。

だからわしの「修正してくれ」というひとことで、

あとは自主的に修正してほしい。

わしにやらせないでほしい。

岸端の文章のセンスと、時浦の知識には、全幅の信頼を置いている。

だから自信を持って、自分の思いつく方法で、自由にのびのびと

修正してもらっていい。

頼むぞ、みなぼん!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

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第93回 令和2年 11/8 SUN
14:00

テーマ: 「愛子皇太子の可能性」

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