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高森明勅
2014.10.26 11:07

男系論者は「民間人の皇室活動」に賛成?反対?

安倍政権の“民間人の元皇族女性による皇室活動”というプラン。

まさに「最も確実かつ穏やかな皇室消滅のシナリオ」
と言う以外にない。

これに対し、
これまで旧宮家系国民男子の皇籍取得を主張してきた人たちは
賛成
するのか、反対するのか。

普通に考えたら当然、反対するはず。

何しろ、すでに民間にいる“男系”子孫の「男性」を差し置いて、
民間人になった「女性」の元皇族が優先的に皇室活動に携わる―
という方策だから。

彼らに言わせれば、そもそも男系子孫男性をさっさと皇族にすれば、
そんな訳の分からないプランなんて端から必要ないはず。

こんなプランが採用されたら、
民間の男系子孫男性の活用策なんて、だらだら延期され、
いよいよその実現は困難になる。

よって当然、猛反発するに違いない。

と思うのだが、果たしてどうか。

もし、ただ単に「女性宮家」潰しに有益との理由だけで
賛成するなら、
彼らは結局、
皇室の存続などもともと本気で願っていなかった、
と判断せざるを得ない。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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