ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2014.12.16 00:42新刊情報

「ナショナリズムの現在」(朝日新書)が面白い


宇野常寛氏が編集した『ナショナリズムの現在』(朝日新書)

が贈られてきた。

副題が「〈ネトウヨ〉化する日本と東アジアの未来」と

なっている。

 『ナショナリズムの現在』

「ゴー宣道場」にも登場した萱野捻人、朴順梨、

そして与那覇潤という若手の論客とわしが討論した模様や、

宇野氏の対談などが収録されていて、すごく面白い。

 

宇野氏が書いてくれている、わしの仕事(『大東亜論』や

「ゴー宣道場」)の論評なども、わし自身が自分を客観視

できる指摘に満ちていて、大変興味深い。

 

この新書を見ていると、やはり若手の論客というのが、

時代の変化に応じて出てくることは必要だと思った。

かつての論壇における言論人は、もう陣営に取り込まれて、

陣営で自己満足する言葉しか吐かなくなっている。

若い論客が次々現れて、時代に適応した言論を繰り広げる

べきだろう。

 

この新書の中では、わしが一番歳食っているのだが、いずれ

わしが老人の繰り言みたいな言論になってしまうことも

あるやもしれぬ。

その時までに、若手の論客が、わし以上の影響力を持つ

ように成長してほしい。

わしはその頃には、完全に物語の世界に戻って、まだバリバリ

描いていることと思う。

 

今のところは言論・思想においても、まだ描かねばならぬと

思うことがいくつも残っている。

「道徳」についても、わしが学校の現場も取材して、

描いてみようと思う。

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

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第93回 令和2年 11/8 SUN
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テーマ: 「愛子皇太子の可能性」

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