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2017/02/17

強制か非強制か

Tweet ThisSend to Facebook | by 高森
譲位の制度化を巡る最大の論点は何か。

強制か、
それとも非強制か。

それに尽きる。

安倍首相自身が強く拘っていると伝えられるのは、
特例法による「
一代限り」のご譲位という暴挙。

さすがにやや譲歩して、
皇室典範(の付則又は本則)に
根拠規定を追加して、
特例法で対処、という形に重点を
移しつつあるようだ。

しかしそれも、恒久的な譲歩のルール(要件と手続き)を
決めない”ままの譲位、という点では同じ。

「ルールなき先例化」
だ。

ルールなき先例化の何が問題かと言えば、
それは強制もしくは恣意的な譲位の可能性を排除出来ないことだ。

「譲位の伝統」を現代に復活させるのであれば、
予めそれらを“
排除する”ルールを定めておく必要がある。

当たり前だ。

政府や与党はいまだに、
長い将来に亘る恒久的な
ルールは定められない、
などと言い張っている。

無知なのか、無能なのか、
それとも悪意を隠しているのか。

百年後にも通用するルールは、
きちんと決められる。

先頃のゴー宣道場では、山尾志桜里議員が
高森3要件」という表現を使われた。
恐縮なことに、
私が最初に提唱した事実を尊重して下さった。

しかし、
誰が考えてもほぼ同じ結論になるはずだ。

(1
)皇嗣が成年に達している。
皇位の安定的な継承を考えた場合、
この要件について異論が
提出される余地はない。

(2)
天皇ご本人のご意思に基づく。
言う迄もなく、上記の「強制」
を排除する為の要件。
だから、至極当然のこと。
これについて、
まさか異論が出されるとは思っていなかった。
ところが意外にも、
この要件への批判が出されている。
憲法の「天皇は…
国政に関する権能を有しない」(第4条)
との規定に抵触する恐れがある、と。
しかし、元々「
国政に関する権能を有しない」地位から退くことが、
何故「
国政に関する権能」になるのか?

奇妙な話だ。

理性的に考えて、
ご譲位に当たり、
ご本人の意思に一切配慮しては“ならない”
という憲法解釈は、
余りにも異常ではないか。

そのような解釈が罷り通れば、
強制退位“しか”
認められないことになる。

そんな非人道的(!)な制度が、
国民統合の象徴」たる天皇の地位に“相応しい”とは、
とても考えられない。

天皇陛下の譲位が行われる際に極めて大切なのは、
この要件が将来も拘束する恒久的なルールになるということ。

でなければ、やがて忌むべき無道な退位が強行されかねない。

政府や与党が逃げ込もうとして
いる、一代限りの特例法だと
たとえ皇室典範に根拠規定を入れても)、
この「恒久的なルール」
の設定が“出来ない”という、
致命的な欠陥を抱え込む。

その場合、どこまでも「強制」の可能性が付き纏う。

(3)
皇室会議の議決による。
これにより、
恣意的な譲位を防ぐことが出来る。
この要件に対して、「
国会の議決による」という案を出す人もいる。
確かに、
今の典範が制定される時に、皇位継承順序の変更や
摂政設置などを、
皇室会議ではなく国会の議決によるべし、
との提案もあった。

だが、天皇のご病状などを国会で詳細に報告したり、
それに対して政治家が甲論乙駁の議論を繰り広げることが、
天皇という地位に求められる権威性や尊厳さに照らして、
果たして適切かどうか。

その点の配慮から、
皇室会議での議決とされた経緯がある。

皇室会議はわが国で唯一、
三権の代表者を網羅した権威ある
機関である点を、
見逃すべきではない。

しかも、
皇室から皇族の互選により選ばれた皇族お2人が、
議員として参加される。

以上から、譲位についても、
国会より皇室会議の方が相応しい。

もっとも、
皇室会議の議決に加えて、事柄の重大性に鑑み、
国会での議決も(
先の経緯に十分配慮することを前提に!)
要件に付け足すという考え方も、
一概に斥けるべきではあるまい。

ともあれ、譲位には「
恒久的なルール」が欠かせず、
取り分け“強制”
の可能性を厳格に除外する要件の設定が、
絶対に必要だ。

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「自民党にもいる尊皇派」


平成29年3月12日(日)午後2時 から
『人事労務会館』 にて開催します。



「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。


毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 
“ こちら ” でどうぞ。



312日(日曜)開催の「ゴー宣道場」は、
『天皇論 平成29年』発売記念として、
本書に関する議論を行なう。テーマとしては、

「自民党にもいる尊皇派」を掲げる。

 

男系固執の安倍政権による全体主義的な同調圧力に
屈せず、公の場で声を上げてくれる自民党議員は
少ない。

特例法に反対で、皇室典範改正支持、女性宮家創設に
賛成する議員はいるが、残念ながら「ゴー宣道場」と
日程が合わないケースもあった。

 

そんな中、勇気を持ってゲスト出演を了承してくれた
貴重な自民党議員が
船田元氏である!

 

ただし船田氏が地方から戻って、「ゴー宣道場」に駆け

つけてくれる時間が16時(午後4時)になるので、

今回の道場は、開始時間を14時(午後2時)からにして、

終了時間を17時(午後5時)にする。

 

今の自民党内で数少ない尊皇派の一人である船田氏が

果たして何を思い、何を語ってくれるか?

 

天皇陛下が皇室典範改正で、堂々と退位できるか否か、

いよいよ正念場が近づいている。

自民党は5月に法案を出すと言ってたから、3月、4月で

決まってしまうだろう。6月にはもう終わっている。

この状況では、毎月、「ゴー宣道場」を開催せざるを得ない。

しかも今回は、応募締め切りが31日(水曜)と迫っている。

何が起こるか分からない、予断を許さぬ時期だ。
ゲストもまだ増えるかもしれない。

ぜひ参加しよう!




当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール


申し込みフォーム


お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。

・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている

reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。

「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください絵文字:重要



申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
プリントアウトができない方は、当選メールの受信が確認できるもの
(携帯電話、タブレット等)をお持ちの上、ご来場ください。




 道場参加申し込みフォーム



応募〆切 は 平成29年3/1(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします



皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ



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