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2017/06/07

安倍「加憲」、悪夢の未来図

Tweet ThisSend to Facebook | by 高森
安倍首相が憲法9条死守を主張。

ただ3項を加えて、
今ある自衛隊を“明記”するとか。

前にも言ったが、
これぞ究極の護憲。

改憲を潰す為の“改憲”。

もしこの提案が、
衆参3分の2以上の支持を得て、
国民投票でも過半数の票を集めたら、どうなるか。
憲法9条(1・
2項)は、日本国民自身によって
改めて“選び直された”
ことになる。

「押し付け憲法」という批判は100%
葬り去られる。
9条改正論も同じ。
結局、
今ある9条2項に縛られた「戦力」未満の、
アメリカの軍事力の補完物に過ぎない自衛隊が、
永遠に固定化される。

最悪だ。

一方、
この提案が国会又は国民投票で否定されたら、
どうなるか。

自衛隊を「合憲化(!)」する加憲案が斥けられた以上、
自衛隊「
違憲」論がかつてない勢いを持つことになるのは当然。

自衛隊はこれまで経験したことがない逆境に置かれる。

さすがに自衛隊「解体」までは行くまい。

しかし楽観的に見ても、
その“一歩手前”まで追い詰められる。

9条2項の解釈はより“
厳格”化が避けられない。

これまでは「戦力」未満の“
自衛の為の実力”
レベルに抑え付けられていた。
しかし、その“
実力”にも届かない
「災害救助隊に毛が生えた
程度」への転落を余儀なくされる。

最低最悪より、
もう一段下のドン底。

安倍「加憲」案は、首尾よく成功すれば「
最悪」。

失敗すれば「ドン底」。

どっちに転んでも悪夢以外の何ものでもない。

07:00