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倉持麟太郎
2018.8.27 12:40お知らせ

「正直、公正」と普遍的価値への敵

安倍総理が鹿児島で原稿そのままがんばって覚えました的な総裁選への出馬宣言をした。

事前に出馬宣言をした石破氏と一対一の様相である。

呆れたのが、石破氏が総裁選において掲げた「正直、公正」というスローガンが、安倍総理への個人攻撃を含意するのではないかということで自民党内から石破氏が個人攻撃を受けている。

この問題に関して、二点、呆れて物が言えない。

ひとつは、こんな一般的抽象的かつユニバーサルな価値・規範を「個人攻撃」と言って批判すること自体、批判として成り立たないはずである。そんなことないのに「あの人が私を見ている」「隣の人に話を聞かれている」「宇宙人に追われている」(これ本当に昔私の法律事務所への相談であった。)といって警察に電話するかのようだ。あたりまえの普遍的価値への批判が成り立つ共同体自体が、普遍的価値への敵である可能性が高い。
おそらく、自民党という党(そう、絶対的1強の与党)が、普遍的価値への敵である可能性が、高い。

今一つは、石破氏が、この批判を受けてこのスローガンを「封印」?「撤回」?しようとしていることである。信じられない。
もし、これでこのスローガンを撤回・封印すれば、政治家として、「死」するに近い。
総裁選自体に負けることよりも、失うものが大きいだろう。外にどう見えるか、総裁選の票がどうなるか、その後の政治人生がどうなるのか、そんなことよりももっともっと大きなものを失うと思う。
なんとか、踏ん張ってほしい。

倉持麟太郎

慶応義塾⼤学法学部卒業、 中央⼤学法科⼤学院修了 2012年弁護⼠登録 (第⼆東京弁護⼠会)
日本弁護士連合会憲法問題対策本部幹事。東京MX「モーニングクロ ス」レギュラーコメンテーター、。2015年衆議院平和安全法制特別委員会公聴会で参考⼈として意⾒陳述、同年World forum for Democracy (欧州評議会主催)にてSpeakerとして参加。2017年度アメリカ国務省International Visitor Leadership Program(IVLP)招聘、朝日新聞言論サイトWEBRONZAレギュラー執筆等、幅広く活動中。

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