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高森明勅
2018.9.4 18:45日々の出来事

皇居勤労奉仕、2日目

今日は皇居勤労奉仕の2日目。
 
赤坂御用地でのご奉仕。
 
皇太子殿下のご会釈を賜った。
 
しかし、宮内庁は皇居勤労奉仕の体験をSNSなどで発信するのを、
快く思っていないようだ。
 
理由は以下の2つらしい。
 
(1)自己宣伝、売名行為に利用されかねない。
(2)皇居勤労奉仕への応募者が今以上に増えると困る。
 
(1)は確かにもっともな懸念だ。
十分、納得できる。
 
(2)も、宮内庁のマンパワーの制約などで、
奉仕団の受け入れに限界がある事は、理解できる。
 
だが、皇居勤労奉仕という機会が、広く国民に開かれている事実、
それに自らの希望で懸命に参加している国民が、少なからずいる事実それ自体は、
敗戦直後から
この奉仕が始まった(感動的な)経緯と共に、
もっと広く人々に知られるべきだろう。
 
しかし、私も勤労奉仕の詳しい報告は控えよう。
 
間近に拝した皇太子殿下は、威厳と親しみ、
敏鋭さと安定感を兼ね備えておられた。
 
今日のご奉仕は台風の影響も殆どなく、
忘れ難い経験になった。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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