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大須賀淳
2023.11.8 23:48その他ニュース

【連載】AI禅問答:第7回「AIと無我の境地」

今回は、Chat GPTが示したテーマのうち
1.の「AIと無我の境地について、生身の人間として回答してみます。

 


」、つまり「自分という存在」は、その対となる他者という存在があって初めて成立します。

 

無我」とは、他者への意識を完全に消す事によって、結果的に自分という存在を完全に消し去った状態と言えますが、

 

一番の問題は「よし、俺はいま無我に達しているぞ!」という状態を第三者が観測できる状態を示している時点で「意味」が生じてしまい、無我の定義を満たすことが非常に難しくなるという点です。

 

AIが無我かと言えば、例えばChatGPTは、その構造自体が「ユーザーの入力したプロンプトに反応して回答を示す」という形になっているため、その動作が行われてしない状態は、足場となるデバイスの演算処理自体が行われていない「単なる無」となってしまいます。

 

「我」が存在しない状態としての「無我」と、単なる「無」を見分ける事は、本質的に不可能と言えます。

 

「無我」という概念は、成立させる事自体が不可能という前提であり、逆説的に「(あえて人と言わず)知的活動をする存在は、自身の客観を含めた「他者」という存在から逃れることはできない」というテーゼなのではないでしょうか。

ううむ、ChatGPT、これを最初の問いに持ってくるあたり、色々と「わかって」いるのかもしれません。

次回以降も続けて「AIの問い」に答えてみようと思います。
大須賀淳

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