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小林よしのり
2018.2.5 23:36政治・経済

枝野幸男氏に立憲主義のために報告


昨日、高森・倉持が出たニュース女子を見たが、ネトウヨ番組

にしてはとても良い議論だった。

 

これを見てわしは益々、「自衛権(自衛隊を戦力とする)」を

書きこみ、「集団的自衛権」を封じておくべきだと思った。

 

世界標準が「自衛権」は「個別」も「集団」も含むのだとしても、

日本は去年の「安保法制」以前に戻すべきだ。

ここは立憲民主党の枝野代表と協調できるところだろう。

 

なぜなら日本そのものが米国の「全土基地化」しているという、

とんでもない属国状態であるからだ。

日本人はこのことに気づきもしてないのだが、日本は全土を

米軍の基地にされている。

だから北方領土をロシアは渡せないのだ。

 

日本はとっくに「集団的自衛権」を行使して、米軍の兵站基地を

担い、ベトナム戦争も、イラク戦争も参加している。

 

つまり、去年の集団的自衛権の「解除」は、実は解除ではなく、

集団的自衛権の「拡張」だったのだ!

 

米軍の侵略戦争の兵站基地を担い、その上、米軍と一体化して

戦うという、もはや釣り合いのとれぬ同盟関係になってしまい、

日本の属国化は深まる一方の状態だ。

 

なにもかも日本人に覚悟がなくて、米国に依存するニートで

いたいという堕落が原因だが、憲法論議を通じて、日本国民を

啓蒙する活動はしなければならない。

 

「立憲的改憲」は自国の防衛のみはするが、侵略戦争をできなく

するために権力を縛る憲法をつくるものだ。

 

現在の憲法では、侵略戦争に加担するばかりで、これを防げない。

9条護憲派は、よっぽど侵略戦争が好きなのだろう。

平和を愛する気持ちも、正義感も足りないのだ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: ゴー宣DOJO「新春 女はつらいよ」

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