「もうひとつの立憲フェス」、3時間かけて録画をじっくり
見ました。
おもしろかったー!!
紋切り型でない、通り一遍でない、個人の意見をガンガン発信
できる論者たちが畳みかけていく、熱した鉄のミルフィーユって
感じで、しかも真剣な中に笑いも随所にあって、画面越しにも
まったく退屈することなく最後まで集中して聞きました。
前半に登場した立憲民主党の堀越啓仁、落合貴之、前田純一郎の
三氏は、次の選挙のことしか考えないポリティシャンではなく、
きっと「ステイツマン」として活躍してくれる方々でしょうし、
期待したいと思いました。
なにより、こういった議論の内容を、もっと大手のメディアが
取り上げて欲しい!!
国民投票になった場合、可決された未来はどうなるのか、否決
された未来はどうなるのか、それを解説するだけでもかなりの
インパクトがあるのでは?
メディアの人間に、山尾案を取り上げないよう言っている姑息な
憲法学者がどこかにいるらしいですが、
井上達夫氏の話を聞けば、その学者にヘイコラしてること自体が
いかにアホ臭いかがよくわかりますよね。
山尾議員の話によれば、立憲民主党よりも自民党のほうが山尾案
を研究しているということですし、
立憲民主党が堂々と党として山尾案を発表してしまえば、
メディアだって無視はできないと思います。
「立憲的改憲とはなんなのか?」という解説とともに、安倍加憲
の欺瞞を指摘することもできるでしょう。
そうなれば、自民党の内部にいる良心ある議員も黙ってはいない、
その先には、「安倍さんから授けられたわけのわからない案」を
丸呑みするのでない、新たな折衷案を生むような議論も展開できる
のでは??
立憲民主党は、支持を取り戻すことができるし、議論を喚起する
こともできると思うから、台風の目となるべく、枝野幸男氏には、
どうか勇気を出して舵を切って欲しいです。
極端な右、極端な左しか残らなくなっている今、立憲民主党には
「確かなる野党」にも「第二の共産党」にもなられては困るし、
休刊され…いや、消滅されてももっと困る。
だから「闘って下さい!」と応援したいです。