今回は号外として紅麹問題を取り上げます。これも他の問題と同様に「どっちが悪玉という訳でもない」構図があるので整理してみます。
まず厚労省やマスコミの小林製薬叩きに対する反発は当然で、界隈では「#小林製薬頑張れ」のハッシュタグが立ちました。死亡認定520人のワクチンに対して5人の死亡で大騒ぎ※①。マスコミがいかに騒ごうとも、一企業のサプリの健康被害が、1億人が打ったワクチンより大きい訳はないでしょう。ワクチン激推しだった厚労省やマスコミが、ワクチン薬害のスケープゴートを目論んでいるという批判は真っ当で、藤川さんによればワクチン後の腎臓関連の超過死亡は15,000人※②。既に複数の腎臓関連疾患が健康被害認定されており※③、この原因をワクチンに求めるには十分な根拠があります。
※①)小林製薬「紅麹」問題 延べ177人が入院(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240403/k10014411741000.html
※②)藤川賢治さんのTwitter
https://x.com/hudikaha/status/1775493455965536617
※③)副反応疑い報告DB(タカトシ)
http://vaccine-site.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/#/approved
(「腎」を含む健康被害認定は104件ヒットします)
この疑念を払拭するのは簡単で、健康被害者の接種歴を公表すれば良いのです。史上最大の薬害が今なお認定進行中なのですからこれは邪推でも何でもありません。そしてマスコミにこの意見が皆無な所に、今の死に体ジャーナリズムぶりが良く現れていると思います。
一方で当然、小林製薬が善意無過失という訳でもなく、一番の問題は未知の成分が混入していたという点です※④。それを言うなら成分不明で検証不可のコロナワクチンはどうなんだという批判は当然ですけれど、やはり不明な成分がある物を出荷したことに対する批判は免れるものではありません。
※④)小林製薬、紅麹サプリ 原因成分はいまだ不明(産経新聞)
https://www.sankei.com/article/20240329-G2CM5GWCEVIF7JBVMMABZAPXFI/
それに我々はここで「本当にサプリに危険性はないのか?」と考えるべきなのです。mbi先生はスタチンへの疑義を挙げられています※⑤。スタチンはコウジカビから生成したものでコレステロール低下薬として広く使われています※⑥。サプリだから気軽に飲めるはずという我々の態度は、ワクチンは安全なはずという考えと、全く同じ危険なものです。
※⑤)mbi先生のTwitter
https://x.com/mbi92710920/status/1773936247662342334
※⑥)スタチン(wikipedia)
https://w.wiki/3gjA
更に言えばそもそも本当にコレステロール値を下げる必要があるのかという疑問を持つべきなのです。藤川さん指摘のようにコレステロール値は下げすぎると死亡率が上がる研究結果があります※⑦。コレステロール=絶対悪と刷り込まれている我々の医学洗脳は、既に生活の隅々にまで行き渡っていることを警戒すべきなのです。
※⑦)藤川賢治さんのTwitter
https://x.com/hudikaha/status/1750376830908182931
小林製薬が「冤罪」とまでは言えないので、応援まではしかねる感じもしますが、そうは言ってもコロナワクチンの巨大薬害との報道の差を見れば、あまりにもバランスがおかしいと言うしかありません。
ただ、この機会に「サプリ」って本当に必要なものなのか? ということを徹底的に検証してほしいところですが、どうせマスコミはそれもやらないんでしょうね。全部のサプリメーカーを敵に回してスポンサーを失う恐れがありますからね。(時浦)