まさか70歳過ぎても、漫画を描いているとは思わなかった。
わしはまだ新しい境地を目指して、漫画を描き続けている。
インドでは『おぼっちゃまくん』がアニメの1位になって、
この夏から、インドのアニメーターとの共作で、新作が放映
される。
わしの言論をサポートしてくれる公論サポーターたちも、
全国にいて、イベントやLIVE活動で、わしを応援してくれる。
デビューから50年経って、わしがまだ活躍できるのは、
今までわしに関わってくれた編集者や、多くの人々の支え
あってのことだ。
6月1日には、わしの50周年感謝パーティーが行なわれる。
これは、わしのためのパーティーでは全然ない!
わしの漫画家人生を支えてくれた人たちに、わしが感謝する
ためだけの感謝祭だ。
だから一流のホテルで一流の食事を用意して、歓待する。
わしへの賛辞も、お祝い金も、花束も、一切要らない。
わしが全部自腹で、御馳走を振る舞いたい。
「感謝の宴」だけは催しておかないと、死んでも死にきれない。
さすが70歳過ぎると、感謝すべき人が次々鬼籍に入って
いくから、わしは焦った。
わしの人生もあまり残ってないのに、感謝すべき人が、
あまりにも早く死に過ぎる。
日曜日は、わしの人生を成功に導いてくれた人々に感謝したい。
みんなの歓談の邪魔にならないように、サービスをするから、
招待客のみなさんは気楽に来てほしい。




















