時間を経るにつれ一層
その価値が大きく感じられてくる、
よしりんバンド・名古屋LIVEの
感想ご紹介です!
勝つです。遅ればせながら名古屋LIVEの感想を投稿します。メモ代わりで認めたのですが、また無駄に長くなってしまいました。お暇な折にでも、ご笑覧いただければ幸いです。
(全体の感想)
まずは小林先生、チェブリンさん、ともしらさんと大須賀さんのバンドメンバーならびに開催まで細心の準備を行なってこられたDOJO東海支部の皆様に感謝申し上げます。
本当に愉しいひと時を過ごさせていただきました。
今回は演奏はもとより、会場の雰囲気、空気感、照明、音響すべてパーフェクトでした。帰ってから改めてYoutubeで実際のアーティストの歌唱を歌詞つきで視聴した際に、小林先生の絶妙な選曲、先生、チェブリンさん、ともしらさんと大須賀さんのパフォーマンスの進化に唸らされました。一流アーティストですら会場を満席にできない状況の中、お客を目いっぱい楽しませるために常に攻め(最後の曲が技術的にもコンプラ的にも難易度の高い『目を閉じておいでよ』!)、常にアップデートする姿勢に心からの敬意を表します。
私は公論での小林先生の、頭にがつんと一撃食らわせる議論も好きですが、歌謡曲LIVEでの先生と観客の間の直接的なコール&レスポンスも含めた、熱のある楽しい雰囲気も好きです。今回のLIVEを先生は「鎌倉時代の仏教僧たちの辻説法の再現」と仰っておられましたが、曲もトークも目の前の観客の向こうにネトウヨ(もしかしたら「隠れファン」で会場に居たかもしれませんが)を意識して行っておられるのが非常に印象的でした。
そこで、独断と偏見で恐縮ですが、各曲を歌詞と先生のトークを踏まえながら、そしてLIVEでのサプライズ告知(次回作のテーマ発表)と併せて、ネトウヨへのメッセージという観点から読み解いてみました。⇒部分が当方の感想です。あくまで刺身のつまとしてご笑覧いただければ幸いです。なお当日メモをとれなかったので、記憶に基づいての感想です。間違いや勘違いなど、悪しからずご了解下さい。
(各曲感想)
1.「君が美しすぎて」(1973)(野口五郎)作詞 千家和也、作曲 馬飼野俊一
「美しすぎて君が怖い 美しすぎて愛が怖い」
小林先生:男系派のネトウヨの愛子様に対する思いがまさにこれ。ネトウヨは女性が怖くて、己のプライドを死守したいがために男尊女卑に固執している。
⇒ネトウヨよ、正直になれ!本当は「愛子様\(^o^)/」何だろう?
2.「マイピュアレディ」(1977)(尾崎亜美)作詞・作曲 尾崎亜美
「あっ、気持ちが動いている。たった今、恋をしそう」
小林先生:男性にとって自分の惚れた女性は「マイピュアレディ」なければダメ。恋には妄想力が必要。
⇒ネトウヨよ。「集」になびいて女性(不倫)バッシングなんてするな。俺だけの「マイピュアレディ」を探せ。妄想から恋は始まる。
なおここで思い出されたのが、恋愛から愛国心への道筋を表現した『戦争論』(1998)355頁の一節。
「「自分のために」を超えた時 「愛する者のために」の向こうに「国のために」が立ち上がってくる」
⇒ネトウヨよ、女に惚れろ。そこから「個」が、愛国心が芽生える!
3.「Tシャツに口紅」(1984)(ラッツ&スター)作詞 松本隆、作曲 大瀧詠一
「Tシャツに口紅 泣かない君が泣けない俺を見つめる」「鴎が驚いたように埠頭から飛び立つ」
小林先生:冴えない別れの場も壮大なドラマの一シーンのように描いている曲。
⇒卑小さと壮大さが同居する恋愛の不可思議さが味わい深い。実はこの曲は、日本語ロックの草分けバンド「はっぴいえんど」の二人による作詞・作曲。日本語ならではの情感と情景描写が心地よい曲。
⇒ネトウヨよ、この情感がわかれば、まっとうな日本人への第一歩だ。
4.「田舎のバス」(1955)(中村メイコ)作詞・作曲 三木鶏郎
「田舎のバスは おんぼろ車 デコボコ道を ガタゴト走る」
小林先生:幼い頃に始めて聴いた歌謡曲。楽しい気持ちにさせる曲。よしりんバンドの「伝統」ソング。
⇒チェブリンさんの、曲中の客向けのすました標準語アナウンスと独り言と道をふさぐ牛に向けた方言の可愛さのギャップが萌え。今回は大須賀さんによる牛の声の再現とお客にとのチャントが加わり、楽しさ倍増。
⇒ネトウヨへ。こんなめんこい娘っ子がガイドさしてくれるバスに乗ってみだぐねえか。
5.「そばかすの天使」(1977)(甲斐バンド)作詞・作曲 甲斐よしひろ
「ああ ずっと生まれて来たその時から ああ 夜はいつも冷たいはずじゃない」
「リボン結んで たばこふかして そばかすだらけのアタシが立っている ねえ 暗い舗道」
小林先生:素晴らしいミュージシャンは素晴らしい詩人でもある。甲斐よしひろの歌詞を絶賛。『マイピュアレディ』と対照的な、自分がピュアでないと自嘲する女性のピュアさに男は惹かれる。
⇒70年代のアメリカのロックや映画を彷彿とさせる曲調と歌詞が素敵な曲。
⇒ネトウヨよ、『マイピュアレディ』が入門編なら、今回は応用編だ。ピュアでないと自嘲する女性のもつピュアさに胸キュン・ズドン!
6.「マグノリアの小径」(1980)(浜田省吾)
「もっと自由でいいんだ 太陽の下 もっと自分でいいんだ 人波の中」
「幸せに決まり込んだ形なんてない 自由は思っているほど危険な夢じゃない」
小林先生:曲中の女性を「(ネトウヨ含む、個を失った委縮する:勝つ注)日本人」と読み替えられる。もっと自由に!
⇒前回の志桜里応援DOJOでのメッセージ(「個」の力で周囲を変えられる。本当はできる。にもかかわらず、できないと思ってしまう。今の日本人)の延長上にある言葉。ここでは「もっと自由に!」と励ましになっていて、全曲の中で一番メッセージ性を感じた曲。
⇒ネトウヨよ。「僕ちんパスポートも持っていないのに、トスカーナ行こうなんて誘えないよ。そんなの「上級国民」しかできないだろ~」と泣き言いうな。彼女と一緒なら、どこでもトスカーナ。それを可能にするのが自由。少なくとも今の日本には未だそれがある。
7.「目を閉じておいでよ」(1989)(バービーボーイズ)作詞・作曲 いまみちともたか
「目を閉じておいでよ 顔は奴と違うから」
「目を閉じておいでよ 濡れた肌がわかるから」「ほら 淫らな夢で 朝が変わるから」
小林先生:わしが大好きな曲。最初は全く歌えなかった。彼氏がいるが充たされない思いを抱える女性と彼女を一夜限りの情事に誘う男性のエロい歌。でも(だから)歌いたかった。
⇒バービーボーイズは自分が高校生から大学生にかけて人気だったバンドだったが、不覚にもこの曲は知らなかった。曲のカッコよさと歌詞のエロさに痺れた。小林先生の喉も潰さんばかりの伸びのある高音の歌唱とチェブリンさんの妖艶で激しいダンスが圧巻。会場も大盛り上がり。実は後で知ったが、この曲は資生堂の男性用整髪剤「TREND・Y」のCMソングで、本人たちが出演していた。バブル時代は個人的には嫌いだが、こうした曲がキャンセルされるどころか堂々とCMで流されていたことに、当時の社会の余裕を感じる。今やスポンサーがビビッて真っ先にキャンセルする時代。小林先生がこの曲を最後に歌いたかったのも非常によくわかる。
⇒ネトウヨへ。不倫がなんだ!コンプラが何だ!この曲のカッコよさとエロさに酔え!
なおLIVEの最大のサプライズとして新作のテーマが発表。何と「神功皇后論」!
小林先生:神功皇后は仲哀天皇の皇后で、天皇亡き後秀吉もできなかった三韓征伐を達成し、70年統治した女性。韓国が嫌いな、男尊女卑のネトウヨにとっては悩ましい存在。
⇒聞いた瞬間、鳥肌が立った。生きることは闘うことがモチーフのゴー宣に相応しいヒロイン。美智子上皇后陛下も、雅子皇后陛下も公のためにバッシングに堪えながら闘って、上皇・天皇陛下と共に己の道を切り開いてこられた。今そのスタートラインに立たれているのが愛子様。まさに本来日本にあった「闘う美しく強き女性」の系譜。是非愛子様立太子を実現せねばと思いを新たにする。
(結論)
⇒SNSは社会の分断を生むが、小林先生の辻説法とよしりんバンドの歌謡曲LIVEはネトウヨをも包み込む唯一無二のイベント!
⇒このLIVEを通じて感じた、小林先生と山尾志桜里さんとの共通点。
1)強い「個」として「公」のために闘う能力と意志がある。
2)敵も含めて抱きしめられる懐の深さ。
山尾「右と左の政策パッケージを突き破って、真ん中の受け皿をつくりたい」
「国家の主権というのは、やっぱり最終的には同胞・国民の自由とか人権とか、人生の選択を祝福するために国家があると思っているので」(志桜里応援DOJO 2025/05/04)
⇒ネトウヨへ。男尊女卑にしがみつくのを止めて、公のために闘う、美しく、強く、賢い女性(愛子様、山尾さん)を支える度量のある、新しい日本男児をめざせ。そして、念願成就の暁には(愛子様立太子、山尾さん当選)、抱きしめてもらえ。何、今までの行きがかり上、それは恥ずかしくてできないって?一応、羞恥心は残っているのね。だったら、「目を閉じておいでよ」。
以上、お粗末様でした。
何か歌に夢中になったり、
人に情をかけてもらったり、
本気で誰かに惚れたりしたことのある人は、
ネトウヨにはならないんだろうなあと
つくづく思います。
考えてみれば、かわいそうな人たちです。
でも、かわいそうだからと甘やかすことは、
本人のためにも日本のためにもならない
ということは、言うまでもありません!
ネトウヨには、かわいそうな人のままで
いたくなかったらよしりんバンドライブを
見に来いと言いたいです。
次は7月12日、
「よしりん・ぽっくん夏祭り」の第4部です!




















