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笹幸恵
2025.6.5 16:41その他ニュース

山尾しおりさんは「言葉」を武器にして闘え!

私は、山尾しおり氏が開くという記者会見に期待している。
彼女が弱い女を演じるなんて、そんなタマか??
喧嘩上等!の思いを秘めて記者会見に臨むに違いない。
そう思うからだ。

彼女は聴衆に響く「言葉」を持っている。
政治家として、それは最大の武器だ。

記者連中の正義ヅラした嫌みったらしい質問、
一億総小姑かと見紛うようなネット上の罵詈雑言など、
彼女だって当然ながら想定しているだろう。
それでもなお、会見を開くと決めた。


目先の閲覧回数や再生回数を稼ぐために
ゲスで過激なフレーズを連ねる劣化メディア。

正義の名を借りて、単に自分のルサンチマンの
はけ口を探しているだけのネット民。

才能ある女がねたましく、ただ引きずり下ろしたいだけの
男尊女卑根性が染みついた大衆。

私は、それらポピュリズムの権化と真っ正面から向き合い、
正しく「言葉」を武器として闘う山尾しおりを見てみたい。
それこそ民主主義を機能させる最後の砦でもあるのだ。
その意味でも、記者会見は大きな試金石となる。

どうせろくでもない質問がわんさか来るに違いない。
嫉みそねみと好奇の目が一斉に注がれるに違いない。
そんなヤツらを黙らせることができるかどうか、
まさしく山尾しおりの「個」にかかっている。

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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