夏祭りの第一部のテーマを「あなたは小林よしのり亡き後
『戦争論』をどう伝えますか?」にしたのは、チェブリン
です。
チェブリンは人前では「先生は百歳まで生きる」とお世辞で
言ってるが、わしには「先生が死んだ後のことを考えなきゃ」
といつも言います。
確かにその通りなんだから仕方がない。
6月1日には帝国ホテルで、わしが感謝している人々を呼んで、
「感謝祭」を行なったし、世話になった人々に会えて、すごく
嬉しかった。
わしは葬式もしないし、人間関係においては、これで思い残す
ことはない。
ただし、『神功皇后論』を描き始めたので、これはヒット
させなければ悔いが残る。
描くべきことがあれば、生きる執念が湧く。
『おぼっちゃまくん』がまだ人々に喜ばれるなら、新作を
描かねばならない。
例えインドだろうと、子供が喜ぶなら、描く意欲は湧く。
そして愛子天皇は見られなくても、愛子皇太子を見れば、
日本の未来を信じて死ぬことが出来る。
身近なところでも、わしを支えてくれる女性だって、
わしの生きる動機にはなる。
その女性たちに対する感謝のメッセージを、夏祭りで
伝えておこうと思う。




















