答えは出ている、ここに描いてある!
国会議員よ直視せよ!
『愛子天皇論3』
感想のご紹介です!!
【ねこ派さん】
『愛子天皇論3』読了しました。
衝撃だったのは、やはり最終章。
最終章までは、天皇論・愛子天皇論込みの現代日本論・現代日本人論といっていいような内容で、読んでいて勉強になりました。
最終章も勉強になりましたが、そこで明かされたのは、皇統の男系男子固執が明治に始まって、そのコピーが今も続けられているだけという事実。衝撃を覚えると共に、1ミリも進歩していないなあ、と呆れました。
と同時に、男系固執派の連中が、とにかく問答無用で男尊女卑が正しい、と主張し続けているようなのには、恐怖を覚えました。漫画に描かれた島田三郎らの似顔絵と、吹き出しの大活字のインパクトがもの凄くて、恐怖が、いや増しに増したようです。
というのは、日本は、和を以て貴しとなすの国で、だからこそ日本人は、古より話し合いによる解決を好むと思っていましたが、その対極に、どうやら、話し合いを拒否し、問答無用で決めつける体質が、ひょっとしたら伝統的にあるのかも、と思ったからでした。
昭和初期、五・一五事件の時、首相官邸に押し入った青年将校数名は、話せばわかる、と話し合いを求めた犬養毅首相に冷然と銃口を向け、問答無用、と言って引き金を引き、彼を殺害しました。
テロ事件でしたが、これは、日本人らしいやり方だったのかもしれません。
最近では、小泉純一郎の郵政民営化。反対する議員を抵抗勢力と決めつけ、問答無用で自民党から排除、さらには選挙で対立候補=刺客を送り込むという徹底ぶりでした。
日本人は話し合いを好むが、しかし時には、問答無用で話し合いに全く応じず、突っ張り通す。
男系固執派が問答無用であるならば、双系派・女性女系天皇公認派のこちらとしては、話し合いや議論で解決というのを基本としつつも、しかし、事と次第によっては、こちらも問答無用の体勢をとり、カルトである男系固執派の連中を徹底的に叩き潰さないといけないのかも、などと思ったのでした。
が、しかし、サリンを撒いて無辜の人々を多数殺傷したカルト集団・オウム真理教に対してさえ、破防法を適用せず、ために潰すことが出来ず、これを延命させてしまっているからなあ。

もうとっくに答えは出ているのに、
理屈が通じない、話し合いが一切できない、
それが男系派・カルト集団!
これを打ち破らない限り愛子天皇は実現せず、
日本の未来は閉ざされてしまいます。
『愛子天皇論3』の「本の力」をもっともっと
強力にしなければなりません!
【目次】
まえがき
第1章 天皇と国民は相思相愛
第2章 野田元首相の危うい感覚
第3章 皇室は「男性差別」という無知詭弁
第4章 インド版『おぼっちゃまくん』進行中
第5章 時代の象徴としての天皇
第6章 拝啓 石破茂様
第7章 男系固執がカルトの理由
第8章 女性はいいけど、女系はね?
第9章 万策はとっくに尽きている
第10章 石破茂は「臣」ではない
第11章 石破茂にはやることがない
第12章 立憲民主党と皇統クラブ作戦
第13章 「愛子天皇」と言えない奇病
第14章 原爆の悲惨さはなぜ伝わらないのか?
第15章 男系ホステス、国連で国辱
第16章 ついに陰謀論が民主主義を破壊
第17章 皇族も生身の人間
第18章 皇室は人権の飛び地?
第19章 皇太子と皇嗣の違いも分かっていない
第20章 お金の価値―フレンドリッチ!
第21章 愛子さまはY染色体とは結婚しない
第22章 神武天皇より天照大神に遡る
第23章 『おぼっちゃまくん』と反権威主義
第24章 フレンドリッチの会
第25章 伝統マウンティングは差別になる
第26章 続・伝統マウンティング
第27章 悠仁さまの運命
第28章 制度つくって該当者探し
第29章 欠史八代知らぬ政治屋
最終章 伝統とは何か?
皇統問題基本用語解説
天皇系図
あとがき
参考文献
初出一覧





















