SPA!7月22日号掲載
『神功皇后論』
「仲哀天皇の悲劇」
感想のご紹介です!!
【madokaさん】
「仲哀天皇の悲劇」、ようやく読めました!
物語と関係無いですが、とにかく、絵がすごく綺麗ですね〜。見やすいです。
仲哀天皇がタラシヒメに毒殺されるシーンが、私は今回1番好きです。カラーにしても素敵そう、と思いました。
よしりん先生の神功皇后論は、ただただ資料を読み解いて漫画にしてあるのではなく、独自の解釈や物語を織り込んで進んでいくので、自分の想像を刺激してくれ、より面白い歴史物語になっていると思いました。
女性が先頭に立って何かを動かすという物語を読む事で、女性である自分が己の生活の中でも勇気をもらえる実感があります。山尾さんや、愛子様が先頭に立つ事も、同じ現象を日本の女性達の中に発生させるのではないでしょうか。
次回も楽しみにしています♪
【コチャコさん】
「神功皇后論」第273章では神功皇后が明治以降歴史の表から抹消されたのは、予想通り明治以降顕著になった男尊女卑の風習と、戦後の自虐史観が原因と分かりました。イデオロギーが客観的研究による歴史学まで曲げてしまう。今でも男系固執する者達と同類ですね。
英雄的活躍をした女性には必ずその業績、伝説、存在ごと否定する男尊女卑感覚からの言説が現れる傾向にあるように思います。古典、伝承を結論ありきの色眼鏡で「研究」したものは要警戒です。
第274章ではオキナガタラシヒメに降りた神力がナカツヒコ王の命を奪うことに。
「お前は黄泉(あの世)への一本道を進むが良い!」
恐ろしくもゾクゾクさせる場面ですね。神がかりになるというのが、他の人格を解き放つ多重人格というのは驚きの視点でした。これは王の一族の女性はそうした気質を持つものを意識的に修行させて育てたのか、興味深いですね。古代人の逞しさ、大陸とは一線を画した独自の文化に光を当て、日本の女性観に一撃を与える作品になるような気がします。
今週続きが読めるのがとても楽しみです。
【くりんぐさん】
神功皇后論「仲哀天皇の悲劇」拝読しました。
目に見えるものだけが全てではない。
それが分からなかった仲哀天皇は、タラシヒメの信託を信じず、死に急ぐことになりました。
仲哀天皇を祟った「つきさかきいつのみたま」怖っ!!!
応神天皇は母親似なんでしょうね。
まだ天皇が合議制だった時代とはいえ、第12代景行天皇の孫である大中姫の産んだ子より、第9代開化天皇の5世孫であるタラシヒメの産んだ子が天皇になったのは、めっちゃ恐ろしい権力闘争があったのだろうと言うことが推測できます。
そして明日は
『神功皇后論』最新回掲載
SPA!の発売日です!
タイトルは
『武内宿禰(たけうちのすくね)、吉備鴨別(きびのかもわけ)を従わすか』
ただのじいちゃんじゃない武内宿禰にクローズアップ!
新キャラも登場!
どうぞお楽しみに!!




















