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小林よしのり
2025.7.27 08:03日々の出来事

多党化時代を迎えるのならば思考方法を変えねば。

昨日の生放送では参政党を新たな多党制時代の可能性
として見直す話をしたが、わしは参政党に積極的に
関わる気はない。

そもそも政治に関わることから距離を置きたいのが
わしの本音だ。
唯一、「愛子天皇」だけは、実現せねばならないので、
やむなく政治に関わっているが、これが達成されれば、
もう思想で世の中を把握する行為だけに集中したい。

思想は硬直したイデオロギーから解放されておくもので、
先入観は真実を見る目を曇らせる。

参政党は神谷党首がわしの「戦争論」によって、
GHQ史観から解放されている点に好感を持っている。
「大東亜戦争」とさらりと言える日本人の誇りを持って
いる人物が、自民党vs立憲民主党の二大政党制を突き崩し、
多党制の時代に移行していくのならば、我々はその時代に
応じた思考をしなければならない。

18歳から選挙権を行使できるようになったのなら、
その結果を忌避していても仕方がない。
若い世代が政治に参加するのならば、今後は政党の
世代交代も進むだろう。
参政党が第一党になる可能性もゼロではない。
政界の古臭い体質や因習も、捨て去るべきで、それが我々、
愛子天皇を迎える日本人の作法だろう。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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