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トッキー
2025.8.19 11:50よしりん先生の登場

戦後80年の『戦争論』再読からの名言集!

「心に残るよしりん語録」スペシャル!
公論サポーター・ともピーさんから、
『戦争論』についての最高の投稿を
いただきましたので、ご紹介していきます!

 

 


 

戦後80年の節目ということで戦争論を再読してみました。
何度目の再読がわかりませんが今読んでも古くなっていません。現在の混乱した世界と日本の状況を分析して思想するためのヒントとなるエピソードや言葉がそこかしこに散りばめられています。最新刊の愛子天皇論3ともつながる部分もあるなと思いました。

各章にあげられたよしりん先生の言葉から、今現在の自分がこれは、と思った部分をピックアップしつつ、28年越しに感想を書いてみました。

 

 

第6章 倫理ある個の芽生え
P66より
「昔の左翼がまだ立派だったのは平等主義であっても人権主義ではなかった点だろう」

左翼、今で言うとリベラルが人権主義に偏ったことばかり言っていて、ついには自分の感情すら見失う状態に陥っていたりと現状を変えるパワーを失っているように見えます。今年の夏もテレビでは戦争は悲惨だった、本当は戦争なんかしたくなかったんだ、戦争は二度と起こしてはいけない、と大合唱していますが、もう聞き飽きました。

世界情勢を見るとウクライナはロシアにやられっぱなしだしアメリカはウクライナに感謝しろと言って露骨に見返りを求めたり、中国は領空侵犯を繰り返したり日本国内に日本を監視する拠点を置いてみたり好き放題で、次に日本が巻き込まれる戦争が明日にでも始まるかもしれない状況に対して左翼やリベラルの言葉は何の抑止力にもなっていないという有り様です。

さすがに、これはヤバいんじゃないかと気付いた人が左翼、リベラルから距離をとりはじめて先日の参議院選挙では危うい状況とも言えますが極右政党とも言える政党が躍進しました。そしてリベラルの勢いはさらに後退しています。
リベラル的な思想を再度点検して考え直さないとならないのではないかと思います。

 

第7章 特攻精神
P87より
「特攻死した彼らが命を捨てても
守るべきものそれは…
祖国であり、郷土であり、家族であり
天皇であった」

現在の日本が大東亜戦争で戦死していった日本人の屍の上に成り立っていることを、再度意識させられました。問題は、特攻死した彼らが守ろうとしたものを現代に生きる私達が守れているかどうかです。

天皇も守らなければならないはずが、男系男子に固執しているようでは皇位継承が安定しません。と言うか皇室は限りなく断絶する方向に進んでいるのに女性、女系天皇を公認して愛子さまを皇太子にと言えない国会議員が大半をしめる状態です。本来は特攻死した英霊に恥ずかしくて顔向けできない状況です。

参政党の議員たちは男系男子が伝統だと勘違いしたまま、我こそは愛国者だという顔をしつつ靖国神社参拝しているのですから欺瞞も甚だしいのですが、これを批判するのも反戦平和的な立場からの声ばかりで本質からはズレていますから残念過ぎます。

男系男子限定継承を唱える方々はそれを唱え続ける限り、大東亜戦争で死んでいった日本人が守ろうてしていた天皇、そして天皇と国民の相思相愛で成り立つ国体を、例え無意識的であったとしても、守ろうとはしていないことになります。

その時点で、彼らの保守的態度は偽物のそれであって、虚飾として、そしてファッションとしての保守的態度を演じている状態と言わざるを得ません。彼ら自身が女性女系天皇を公認することが今後のこの国の発展に直結していることに気付かない限り彼らを批判し続けるしかないです。

 

 

『戦争論』、読み返したら
改めて得られることは
限りなくあります!

ともピーさんの選ぶ『戦争論』名言集、
さらに続きます!!

トッキー

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