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小林よしのり
2025.9.14 12:19政治・経済

参政党も国民民主も自民党も立憲も、本物のナショナリズムではない

9/14[朝食]
*めかじきのアーモンド衣焼き
*キャベツの千切り
*ブロッコリ·ートマト
*もずく酢
*厚揚げのもみじおろし
*煮豆
*黒にんにく
*味噌汁(玉ねぎ·茄子)
*麦御飯
*ぶどう

自民党の総裁選にはメディアの注目が集まり、
大宣伝になる。
やはり衆議院選挙に勝つには小泉進次郎しかないだろう。

なにしろ参政党に第一党を奪われるようなことに
なったら、子供に日本国の運命を託すようなもので、
国家としての大危機だ。

ポピュリズムが必要なんだから、しょうがない。

自民党がいかに旧弊に縛られたダメな政党と言えども、
やはり世界の国々と伍して外交する経験の蓄積がある。
参政党や国民民主では国家自体が危うくなりそうで、
恐ろしい。

本来なら立憲民主党にも、国家を支える基本的な力量は
備わっていなければならない。
安積幹事長の決意をNHKで聞いたが、目指すのはやはり
中庸リベラルだそうだ。

国内の格差の是正はもちろん必要だが、国際政治の
潮流から見たら、もはやグローバリズムが終わり、
ナショナリズムの時代に入った。
いまだに中庸リベラルの理念を掲げても、もはや日本国内でも
通用しないのではないか?

わしは参政党でも、そのナショナリズムは本物じゃないと
思っている。
いわんや、自民党から野党まで、まだまだナショナリズムが
足りないと感じる。
馬鹿らしいくらいに、平和ボケなのだ。

排外主義は論外だとしても、平和ボケは話にならない。

「保守」と「リベラル」の定義の問題が、どうしても
引っ掛かる近頃だ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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