ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2025.9.25 12:19日々の出来事

どうせあと10年しかない、わしの好きなように描かせてくれ!

9/25[朝食]
*生鮭のカレーソース焼
(セロリ·玉ねぎ·ピーマン·パプリカ·椎茸)
*生麩田楽
*豆腐海苔だれ
*姫ネギおかか
*花豆煮
*もずく酢
*味噌汁(大根·えのき茸)
*とうもろこし御飯(塩不使用)

坂本冬美も歌っていた「また君に恋してる」を作った
ビリーバンバンの兄・菅原孝氏が81歳で、肺炎のため、
都内の病院で亡くなったという。

14年7月には脳出血で緊急入院し、左半身に麻痺が残った
ままだった。わしのケースに似ている。
わしも左手、左唇に麻痺が残ったままだ。

しかし、あと10年は生きられるということであり、
あと10年しかないということでもある。

現在、SPA!連載中の『神功皇后論』だけは完成させねば
ならない。

その連載で、昨日、わしが男性器をモロに描いた
ということで、ボツになる寸前だった。

今時、男性器なんて、日本各地の奇祭で、神輿に担がれ、
女性がペタペタ撫でまわしている。
神社の祭りで、男性器を模した飴まで売っていて、
女性が舐め回している。

わしが特に卑猥に描いたわけじゃなく、大らかな古代の
恋愛観として、エロチックに描いただけの一本だ。
ギリギリの修正をして、ようやく掲載されることになった。
安堵した。
この章は古代史を揺るがす重要な恋の場面なのだ。
漫画は攻めて描かなきゃならない。

例え、作者が脳溢血で死にかけたと言っても、わしは
集中治療室でも、攻めてブログを書いたし、退院してからも
攻めて漫画を描いている。

どうせあと10年しかないのだ。
わしの好きなように描かせてくれ!
それがどれだけ凄い作品だったかということが、いずれ分かる。
無駄に扇情的な表現などしてる暇はないのだ。
小林よしのりの活動、表現には、ちゃんと意味がある。
ファンは力いっぱいわしを支えてくれ。
それが無駄じゃないことが、いずれ分かる!

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

令和7年 12/13 SAT
14:00〜17:30

テーマ: 「歌謡曲を通して日本を語る LIVE in 横浜」

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