ゴー宣DOJO

BLOGブログ
トッキー
2025.9.30 21:06小林よしのりライジング

日本人は一体何を保ち守りたいのか? ライジング551配信!

保守を知らない保守、リベラルを知らないリベラル、
日本を知らない日本人、みーんな読め!
小林よしのりライジングVol.551
配信です!!

今週号のタイトルは
「〈保守〉とは西部邁が流行らせた」

 

10月25日開催のゴー宣DOJOのテーマは、
「そもそも保守とリベラルの差って何だ?」
最近(というか、ずっと前から?)保守とは何かを知りもしない者が「保守」を名乗り、リベラルとは何かを知らない者が「リベラル」を名乗っている。

特に「保守」の方はひどい!
保守とは何を保ち、何を守るものだと思っているのか?
断じて「男系男子継承」を保ち守るのではない!

そもそも日本で「保守」をメジャーな存在にしたのは、評論家の西部邁である。
それまで単なる「守旧派」でダサいものと思われていた「保守」のイメージを一変させたのが西部邁である。
では、西部は「保守」とはいかなるものと語っていたのか?

7年前に衝撃的な自殺を遂げた西部が生前語っていた「死生観」とは?
来週開催の「オドレら正気か?岡山LIVE・脳と身体」に関連するエピソードも公開!

 

 

泉美木蘭のトンデモ見聞録
「〈健康経営〉という権力」

もはや「健康真理教」とでもいうようなものが出来上がっているのではないかと思わされた前回「〈健康にせよ〉という呪文」の続編!

近年、経済界では「健康経営」なるものが浸透しつつあるらしい。
聞きなれない言葉で、一見すると「健全経営」、すなわち慢性赤字に陥らずに、安定した経営をしていることかと思えるが、実は全然違う。

「健康経営」とは、従業員の「健康」を最重要の価値として経営することをいうらしい。
なんだかいまいちイメージがつかみにくいが、この「健康経営」なるものを、経産省と東証がタッグでごり押ししている。

それで具体的に何をしているのかというと、これがなんともすさまじい!
個人の生活習慣にまでいちいち踏み込んで「健康」を強制しようというものなのだ。

いったいこんなものが一体どこから湧いて出てきたのかとその発祥を調べてみたら、これがまた、またかよと言いたくなるような話で…!

 


 

 

【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…日本では「保守」が乱立する一方、「リベラル」の退潮に歯止めがかからない。もともとは「左翼」や「革新」がカッコ悪いものになってしまったから「リベラル」に言い換えたはずなのに、もう「リベラル」もカッコ悪くなってしまったのである。
そうして今や、「保守」を名乗らなければカッコ悪いということになってしまい、もう猫も杓子も「保守」を自称するようになっている。
しかし、ただカッコつけたくて保守と言ってるだけで、本当は保守とは何かなんて全然考えたこともないものだから、ただ古いもの(それが明治以降に作られたルール感覚だと言うことも知らず)一切変えてはならぬという「原理主義」になってしまう。全くどうしようもない有様である。
そもそも日本で「保守」を流行らせたのは、西部邁である。彼が主張していた「保守」とは何なのか?そして10月25日(土)に開催する「ゴー宣道場」『そもそも保守とリベラルの差って何だ?』の目的とは何か?

※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…今回は「〈健康にせよ〉という呪文」の続編として、この数年で経済界に浸透しつつある「健康経営」なるものを取り上げたい。
読んで字のごとく、「健康こそ最重要と捉えて会社を経営する」というものらしい。なにそれって感じだが、調べてみると、従業員の健康を「企業の資源」と見なし、自分の心身をしっかり管理するよう促せば、健康が保たれ、生産性が上がり、離職率も減り、最終的に業績や企業価値が向上するという考え方……だという。実際にはどのような取り組みなのか?そして、この奇妙な発想の発祥地はどこで、なぜ生まれたのか?

※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」
…皇位継承問題の議論で「当事者(すなわち天皇・上皇陛下、秋篠宮殿下)のお考えを尊重すべきだ」といった声が議員サイドから全く上がってこないのは何故?
覇権国家の前では国際法というのは無力?
「神功皇后論」を描いていて最も感情移入するキャラは誰?
漫画を描く時に今と以前とでは違うところはある?
群馬県の女性市長・小川晶前橋市長のラブホテル不倫問題をどう思う?
スター・ウォーズの新作「マンダロリアン・アンド・グローグー」は一見さんお断りの映画になっているのでは?
…等々、よしりんの回答や如何に!?

 

【目次】
1. ゴーマニズム宣言・第580回
「〈保守〉とは西部邁が流行らせた」

2. しゃべらせてクリ!・
「小相撲御坊場所! 世紀の一番、制限時間いっぱいぶぁい!の巻【後編】」

3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第375回
「〈健康経営〉という権力」

4. Q&Aコーナー

5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)

6. 編集後記

トッキー

次回の開催予定

令和7年 12/13 SAT
14:00〜17:30

テーマ: 「歌謡曲を通して日本を語る LIVE in 横浜」

INFORMATIONお知らせ