高市首相は衆院予算委員会で、村山談話など歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継ぐと答弁しました。
高市首相、「村山談話」などの歴史認識を「引き継いでいく」と発言(毎日新聞)
靖国参拝に関して前言を翻している段階で「こうなるだろうなあ」とは感じていて意外性はありませんでしたが、答弁中で一番注目すべきは「これからも引き継いでいく」という部分。
もし、村山談話の見直しを本当に重要なテーマと捉えているなら、「現状として引き継いでいる」といったような表現に留めておくんじゃないかな?
今回の答弁では、「私の内閣では自虐史観をしっかり継承したまま思考停止し、これからも目を逸らし続けます!」と宣言しちゃったわけですね。
すでに各所で指摘が挙がっていますが、高市早苗は村山談話に対して最も批判的だった議員の一人。首相指名選挙の前日には、マスコミにおける高市応援団の筆頭である産経新聞が、こんな「実績」を張り切って記事にしています。
高市早苗氏、村山富市首相に「先の大戦、勝手に謝っては困る」 1年生議員のときに追及(産経新聞)
もう、産経さんたら気合い入りまくりで動画まで作っちゃって(笑)
産経新聞は「引き継ぐ」発言をどう報じるのでしょうか(現時点ではまだ記事化されておらず)。憂鬱だろうなー(他人事)。
総理におかれましては、ぜひ皇統問題においても「華麗なる転向」を期待したい所です(そしたら産経新聞も転向したりして(笑))。





















