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小林よしのり
2025.11.14 20:04日々の出来事

『最終フェイス』今こんなギャグ漫画があったら、完全に負けていたな。

小林よしのり漫画ブックが配信されて、『最終フェイス』の2回目を
読んだ。
いや~~~~、メチャクチャ笑ったな。
可笑しすぎて、延々と笑いが続く。

自分で作ったのに、こんなに可笑しいギャグを連発して
いたとはな。やっぱり若さは凄いよ。
今読んでも、作者自身がすっかり新鮮な気持ちで読める。
天才ギャグ漫画家が現れたのかと思った。
こんなのと勝負したら、確実に負ける。
過去の自分で良かったよ。安心した。

トッキーが頑張って、前半だけでも色付きになっている
のが、また新鮮でいい。
原曲をアレンジして新しい良さを魅せるミュージシャン
みたいで素晴らしい。
トッキーには毎回、着色して欲しい。

漫画ももうすっかりコンテンツ過剰なんだよな。
過去の作品でも、今ヒットして構わないほど凄い作品がある。
それが『最終フェイス』だ。

『おぼっちゃまくん』新作を描く必要、あるのかな?
次回の「漫画ブック」には『おぼっちゃまくん』が載る
だろうけど、『最終フェイス』に着色して載せればいいんじゃ
ないかと、わしなんか読者として思っちゃうよ。

今回も『超短編・主張せん』を描いたけどな。
これが描くときはそれなり苦労してるんだよな。
主張しないように、必死で踏ん張って描いてるんだから。
主張せずにどこまでやれるか、とてつもない実験だよ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

令和7年 12/13 SAT
14:00〜17:30

テーマ: 「歌謡曲を通して日本を語る LIVE in 横浜」

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