先に念のため、衆議院の解散は「天皇の国事行為」
あることを指摘した。
こんなの憲法学以前の、
と思っていたが、
今日、
国会で伊吹衆議院議長が「解散の詔書」を読み上げている途中で、
詔書の文面は以下の通り。
「日本国憲法第7条により、
御名(ぎょめい)御璽(ぎょじ)
「御名…」と読みかけたところで、早々と万歳を始めた。
伊吹氏はむっとした表情を見せ、全文読み終えた後、
当然だ。
詔書は
「御名(
が揃って、
今時の政治家は、
それとも、
うっかりミスで済む失態ではない。
衆議院の解散が「天皇の国事行為」であることを、
これで国権の最高機関たる国会の議員だから呆れる。
今回の解散の性格を図らずも露呈してしまったと言うべきか。
解散のプロセスは概略、次の通り。
閣議決定→天皇陛下のご決裁。
解散詔書に「明仁」とご署名。
陛下のご意思をうけて侍従が詔書に御璽を捺す。
御璽には「
教育勅語や終戦の詔書に捺されたものが今もそのまま使われている
→詔書が内閣に届く。
→詔書が衆議院議長に渡され、
ー念のため。




















