ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2015.5.19 09:22

シルバー・デモクラシーと文句を言う甘え


大阪都構想の住民投票で、若者がシルバー・デモクラシーに

敗れたという説を唱え、老害だと言ってる馬鹿がいるらしい。

 

反対で投票した若者もいるはずなのに、若者なら「改革」に

賛成のはずと信じ込んでいるのも馬鹿だが、「若者は投票に

行く習性がないから老人に負ける、不公平だ」って言うのは、

どこまで甘えてるんだ?

たかが外に出て、近くの投票所に行くくらいのことも億劫

なのだから、老人に負けてもしょうがない。

 

ニートの不平不満にまで耳を貸して、民主主義が成り立つ

はずないだろうが!

もっと若者が気軽に投票できるシステムを導入してあげよう

とか、ネットで「いいね!」投票させようとか、バカバカしい

過保護な考えはやめろ!

 

わしは選挙権を18歳まで引き下げるのに反対ではない。

だがそれは、あくまでも十代の精神年齢を上げるためだ。

現在の幼児並みの精神年齢にシステムを合わせろという

考えではない。

本当は徴兵制を実施して、選挙権を引き下げるのが一番、

国民としての当事者意識が生まれる良い方法だと思う。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

第117回

第117回 令和6年 5/25 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「週刊文春を糾弾せよ!」

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