ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2015.6.19 01:00ゴー宣道場

第48回「ゴー宣道場」アンケート回答(その2)


第48回「ゴー宣道場」アンケート回答の第二弾です。

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◆本日は参加させていただき、ありがとうございました。
兵庫県から日帰りですが、出てきた甲斐がありました。
ゴー宣道場は、毎回動画で見ていますが、
やはり生で体験させてもらうと、伝わるものが違います。
先生方の言葉づかいや仕草など、そして、思考も
色々なところに広がっていくように思いました。
(兵庫県・35歳男性・公務員)

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えらい!ナマです!ナマはいい!
変な意味じゃないよ。

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◆よしりん先生もおっしゃっていた通り今回の道場は
歴史的なものとなりましたね。
まさか、よしりん・東・宮台の競演を目の当たりにすることに
なるとはかつては思いませんでした。
高森先生は宮台さんと多少意見が違うところも
あったようでしたが、それでも円満に道場が終了できたことは
本当に良かったです。
みなさんそれぞれ考えの違いはあっても、「共同体の必要性」
で一致しているなと思い、私自身も勉強になりました。
(東京都・24歳男性・フリーター)

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高森氏がよく踏ん張ったと思う。
首相の靖国参拝にいつから中韓が文句言い始めたか、
その原因はなぜか?
そこは宮台・東両氏にも、一回調べてほしいところではある。

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◆宮台さんが最初にお話されていた感情の劣化は
共同体の分解が原因であること、その劣化のせいで
ネトウヨなどの空洞化した団体が現れるというのが
わかりやすかった。
途中、若い男女の恋愛観の話をされた時は議論が
活性化されて楽しかった。
(東京都・35歳男性・俳優)

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ネトウヨ連中って、自分たちの出生の秘密を知らない
哀れな奴らなんだよね。

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◆東先生の道路交通法を例に出された話から、
日本人の問題点が浮き彫りになったように思います。
踏み越えてはいけない枠まで踏み越えて、
どこかで歯止めをかけることさえせずにいたら、
秩序も壊れるでしょうし、信頼も失われます。
(東京都・36歳男性・会社員)

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わしは車の運転しないからな。
道路標識見てないし、秘書は何キロで
走ってるのだろう?

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◆縄文時代や世界地理、言語学の話等、とても勉強に
なりました。東さんも宮台さんも実体験を踏まえた
分かりやすいエピソードで難しくなりそうな話も
すっと入りました。
道義をはっきりさせ、言葉を正しく使い、利他的に
生きるという、真っ当な目標が共有できて
素晴らしかったと思います。
批難すべきは批難する、近所の人達とは仲良くする、
等のやや難しく可能な目標に取り組みたいです。
(東京都・32歳男性・会社員)

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勉強になったな。

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◆宮台さんという強烈すぎる個性と、宮台さんを
うまくさばく東さんのコンビに圧倒されました。
こうした異種格闘技的な試みがあるとハラハラしますが、
やっぱり面白い。
学校区での共同体の話は、私にも子供がいる関係で、
個人的にとても関心が持てました。
切通師範の「国民であることを忘れる」といった話も
「確かにな」と共感できました。
他にも色々と心に残る場面はあったのですが
「う○このおじさん」のせいで思い出せません(笑)
今回も楽しかったです。ありがとうございました。
(神奈川県・30歳男性・システムエンジニア)

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あのコンビは漫才みたいになるからいいね。
学校区の質問をしてくれたのはグッジョブだった。
切通氏の告白は正直で良かった。
そういう感覚なのかと、わしには新鮮な話だった。

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◆中国・韓国との「手打ち」の議論はかなり
考えさせられました。
宮台氏の方法論としての信頼醸成論と、
重武装中立論には基本的に賛成できます。
ただ、東氏が指摘されていたように、世界(外)からの
視線にも耐えうるには、かなりの覚悟と胆力
そして知恵がなければならない。
自分の生活においても問われそうな観点を提示され、
改めて自らの覚悟その他を見つめ直さねばと感じました。
(群馬県・34歳男性・アルバイト)

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わしは性悪説だからなあ。

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◆やはり宮台氏は、右側の人間が言ってくる
ステレオタイプな物言いに、そうとう辟易しているように
見えました。
その宮台氏の考えを把握して賛同できるところは
賛同して違いを明確にしようと努めていた小林先生は
さすがだと思いました。
(神奈川県・41歳男性・会社員)

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あんた、よく見てるね。

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◆小林氏の展開してきた“戦後”責任論と宮台氏の
自主防衛の為には謝罪もありうべしという2つの視点を
いかに止揚できるか。答えはまだ出ない。
(神奈川県・30歳男性・団体職員)

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んだ。んだ。宿題だね。
この命題は次回「ゴー宣道場」でも出てくるかもな。

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◆ゴー宣道場が重視してきた歴史的事実に基づいた、
道義的に正しいということと、宮台氏の言う政治的妥協の
違いは、もっと明確にしたほうがいいと思いました。
連合国から信頼をある程度得ることは、政治的妥協によって
できたとしても、東京裁判に逆らわない以上、
日本人は何かという話になるのではと思います。
(東京都・37歳男性・CGデザイナー)

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この辺、引っ掛かってる人、結構いるな。
それでよか!

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◆手打ちには信頼が必要だと思うのですが、中国とは
何度も手打ちはしているような…。周恩来との手打ちの時、
すべては終わったはずなのに、経済力がついたら
すぐに手のひらがえしをしてくる。87年に中国との
学生交流で彼らに言われたのは「日本人民も中国人民も
帝国主義の犠牲者で仲間です」という言葉でした。
結局中国には88?89、98?04と生活しましたが、
その時の政治状況で国民の言うことがまったく異なる。
信頼というのは難しい。ただ友人関係になると全面的に
協力してくれる。身内コミュニティー社会は必要以上に
濃くなっても、国家としては信用できない気がする、
救いはないですが…
(神奈川県・49歳男性・会社員)

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こういうのが現場からの報告なんだよな。
好きだなあ、こういう意見。

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◆子供を公立に行かせるか、私立に行かせるかの
選択の問題には、実は地域共同体との関係の視点を
含まなければならないということは、言われるまで
気付かなかったです。健全な情緒を育むためには
顔が見える共同体が必要だと思うので、親になったら
子供には公立の学校に行かせたいです。
(神奈川県・34歳男性・学生)

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こういう考え方するのって、立派だよなあ。

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◆学校区による共同体再構築の質問に答えて下さり
ありがとうございました。現代の、自然発生的な
共同体の形は、学校区が中心であると実感しております。
子供を通して共同体が形成されているので、
学校区についてお二人に聞いてみたいと思ったのです。
こちら(千葉県)では、運動会でシートをひいているのですが、
お祭り的な場所としての学校、地域の中心的役割が、
まだ生きているところに住んでいる、ということなのでしょうか…
(千葉県・44歳女性・パート)

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学校区の役割を誰もが分かるように啓蒙しなければ。
それと、県をなくして、学校区で予算をつけて、
自治を促すというプランまで、彼らに言ってなかったからな。

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◆最後の女性の「実体験をともなった質問」から、
宮台氏の「実体験をともなった回答」(ウンコとにぎりっぺ)
が出てきた事が、ものすごく刺激的で私もイメージを
ふくらまされました。やはり、実体験をともなった話は、
とても有難いです。
私は、現在ひきこもり者のご家族の支援をしていますが、
ネット上のやりとりだけでご家族の感情を安定させ、
解決へ導く事の難しさから、いつでも会って話せる
「場所」の重要性を痛感しています。
自分の立場から作れる「場」を考えていきたいと思いました。
(兵庫県・36歳男性・カウンセラー)

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自分の現場から思索する人たちはもうそれだけで立派!

今回はこれで終わりだ。
次回の「ゴー宣道場」のテーマ発表はもう少し待ってくれ。
8月2日だぞ!
手帳にチェック入れといてくれよ!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「週刊文春を糾弾せよ!」

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