ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2016.1.11 03:28日々の出来事

成人を劣化させる媚び媚び大人


今日は成人の日らしい。

成人の日と言えば、全国各地の成人式で、暴れまわる20歳の馬鹿が

出てくる日である。

昨日は口に含んだ焼酎を、成人式の会場の受付の人に、吹きかけた

20歳の馬鹿が逮捕された。

 

顔にハロウィンみたいなペイントをして、金色の羽織袴を来た

暴走族みたいなグループや、娼婦みたいな崩れた着物姿のイカレ女や、

ろくでもない20歳が浮かれ出てくるのが成人の日だ。

今日も夕方のニュースで、暴れ成人が見られるから楽しみだ。

 

ディズニーランドで成人式というニュースが毎年流れるが、そもそも

子供の遊び場で、ぬいぐるみに囲まれて写メ撮ってる儀式って、

幼年式じゃないのか?

 

大人も大人で、毎年、成人式で、幼児化した20歳に媚び売って、

ヘタクソな歌うたってニュースになる市長とか、ろくな奴がいない。

 

こんな斬新な今風の成人式ですぜとアピールすることほどダサい

風潮はない。

成人式もハロウィン式にすればいい。

厳粛な気持ちになりたい成人なんているのか?

 

シールズに媚びる憲法学者や、政党や、マスコミみたいに、若者に

媚びる大人が多すぎるから、若者の幼児化も進んでいくのだ。

厳しい大人がいなくなった。

媚び媚び大人ばっかりになって、社会全体が劣化していくから、

わしは一人で恐ろしいジジイ役をやらねばならなくなる。

 

媚び媚び大人が日本を劣化させる。

媚び媚び大人を指弾せよ!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

第117回

第117回 令和6年 5/25 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「週刊文春を糾弾せよ!」

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