ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2016.3.1 06:46メディア

新潮45の適菜収の主張に同感する


「新潮45」の表紙に「それで結局、安倍政権は何をやったのか」

とあったので、買って読んだ。

すごくうなずいてしまって、痛快だった。

 

「安倍政権がやってきたことは、民主党の売国路線となにも

変わらない。」

「憲法の恣意的な解釈、デフレ下の増税、TPP、移民政策、

農協や家族制度の解体といった愚策中の愚策、民主党の一番

ダメな部分、うす汚い部分を引き継ぎ、それを急進的に進めて

いるだけ。そういう意味では、政策実行能力のない民主党の

ほうがまだマシだった。」と書かれると、なるほどなあと

思ってしまう。

 

「ゲーテも言うように、活動的なバカほどタチの悪いものはない。

拉致問題や慰安婦問題をこじらせ、やったのはデタラメな

安保法制くらい。」

なるほど。「活動的なバカ」は確かに危険だなあ。

何もしないバカの方がいいよなあ。

 

適菜は自民党の改憲草案のデタラメさを知っており、

「安倍が改憲するくらいなら、未来永劫、今のままの憲法の

ままでいい。」と言う。

「改憲はきちんとした政府ができてからでいい。」と言う。

こう言われると、わしも迷ってしまうんだよなあ。

ため息が出るけど、適菜氏の言い分は説得力あるよ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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